from 2016-03-20


木工 自作 工作 手作り
私の工作室の紹介

私は北海道のある小さな田舎の町に住んでいます。田舎の良いところは家も土地も都会に比べて広いことですね。しかも、今は家族も減って使わない部屋がいくつも出てきたし時間も出来たしで、長年欲しいと思っていた工作室を、要らない部屋二つを一寸改造して作りました。大体八畳間二つで、押入や物入れがついています。

私の要求を満たすには十分な広さだと思いますし、何より都合がよいのはこちらの家の構造では普通ですが、全て防寒の為に二重の硝子窓になっており、壁も防寒対策がしっかりしているので期せずして防音対策が出来ていることです。必要なら真夜中に機械を動かしても近所から苦情が来ることはありませんし、なにより近所の家が相当離れていて家の間は家庭菜園という環境ですから、都会で苦労する騒音問題は皆無です。

また、比較的広いガレージが物置もかねているし、もう一つ余裕のある物置もあるので、材料置き場などには困りません。

ただし、良いことづくめではなく、冬は寒い・・・当たり前です。ここは北海道ですから。それも生半可な寒さではなく、最も気温が下がるとマイナス20度くらいになります。道内では暖かい地方なんですが。ただ、備え付けの暖房機が粉塵で壊れてしまい、今のところ真冬の作業は相当制限されます。ここでは、冬が半年続くので、結構制限が有りますね。

もう一つの悩みは、材料や工具などがこのあたりでは売っていなく、場合によっては釘一本、糊一つ買うにも近くの都市に行くわけですが、往復二時間はかかります。とはいえ、現代はネットの時代、ネット上にはありとあらゆる材料、工具、機械があり、ヤフオクなどでは思いがけない掘り出し物もあり、かなり頻繁に買っています。それは便利になったのですが、普段から釘やボルト、塗料などなどはそれなりのストックをしておかなければいざというとき間に合いません。またベニヤ板、木材や鉄の長尺物などは車で運べないので、かなりまとまった量を配達して貰うか、慣れないトラックを借りて運んでくるしか有りません。そのため、とりあえず相当量の木材を物置にストックしておく事になります。

ただし、その辺りに大木が無数に生い茂り剪定された枝や森の中での倒木などから材料を持ってくることが出来るし、私は拾ったことがありませんが、鹿の角なども落ちているみたいです。その後、拾いました!ここら辺はあまり出ませんが、熊には注意しないと鹿の角は拾えないとも。

一寸工作室の写真を載せてみます。嫌になるほど雑然としていますが、もっときちんとしなければとはいつも思っています。




工作室全景





写真に載っている工作機械などの説明は別にあります。殆ど自作の機械です。







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