from 2016-03-20


木工 自作 工作 手作り

雑  記



此処は北国なので、暖炉や薪ストーブ用の薪を売る店が有りますし、我が家の近くにもあります。時々散歩で前を通るのですが、今日皮付きの丸太を売っているのを見つけました。聞いてみるとこれはナメコ栽培用のほだ木で一本400円との事。長さが1mで、直径は150mm前後のようです。で、早速買いました。



樹種はハンノキで、建築用や楽器製造などに使われる木です。ただし、原木で全く乾燥していませんが、荒く板状にしておけば、1年くらいで使えるでしょう。散歩の途中だったので、担いで来ましたが、重さにして10キロ。まあ、へばる事もなく、とりあえず物置に放り込みましたが、荒く板にすると言っても、多分バンドソーか手挽きの鋸でやる事になります。

物置には、今まで拾ってきてかなり乾燥している木の枝などがかなりありますし、誰かから貰った直径300ミリほどの丸太もあります。確か、胡桃か何かです。そろそろこれらを加工して何かを作りたいと思っていたところでした。

暖房用の薪ならいつでも買えるのでこれらを加工する事も考えなくては。




こんな物も作ってみました。上は千枚通しで、実際はアイスピックサイズですが、木ねじの場所や穴空け位置を材料に付けるために使っています。ちょっと旋盤加工で柄を作り、あとは真鍮パイプや古いドライバーなどを加工して使いやすい大きさにしました。今まで100均の千枚通しを使っていましたが、やはりこちらの方が使いやすいですね。

もう一つはマーキングナイフです。材料に線引きをするのに、普通は鉛筆を使っていますが、線に幅があるので時として精度に狂いが出ます。そこで、シャープで深い線を付けるために前々から自作のマーキングナイフを使っていましたが、今回は新たに作り直しました。柄は海外での自作品にあるような丸い物ではなく、しっかりと持てる長方形の角を丸くした物にしました。手になじんでこちらの方が良いですね。それと、刃は、折り畳み式のテーブルの脚をグラインダで整形した物。

たまにこういう小物を作るのも気分転換になります。




以前家の改修の時に出た床板を利用してアンプケースを作ってみました。最初は綺麗に鉋がけし、きちんと塗装をするつもりだったのですが、材料自体が内部まで変色しており、また樹種は分かりませんが鉋がけをしても綺麗にならない(腕も鉋も悪いんでしょうけど)ので、焼き板にしました。表面をバーナーであぶり、ワイヤブラシでこすってから布で磨き上げ、最後にクリアラッカーを吹きかけて完成。見た目は結構面白い物が出来ました。

また、音量や音質のつまみも木片を旋盤加工して作った物、また電源スィッチはレバーを木製で作った物に交換しました。

これでとりあえずケースは出来ましたが、中身は未だです。ケースが出来たら組み立てようと思っていたのですが、使いたい電子部品が無く、むろん、この近隣で買える物ではありません。これはネットで買いますが、少額だと北海道では送料や手数料が割高なのでいずれ、他の部品とまとめて発注します。どうせ、ケースを作るのが主目的で、中身はついでに出来ればよいと思っていますので。





今日(17年3月11日)散歩をしていたら、近くの川に鹿の頭蓋骨が沈んでいるのを橋の上から見つけました。生きている鹿ならこの辺にもよく出てくるので頻繁に見ますが、川に角付きの頭の骨が沈んでいるのは初めて見ました。ただ、雪が激しく、綺麗には撮れませんでしたが、それでもはっきり分かります。まだ角がしっかりと枝分かれしていないので、若い雄ですね。或いは、抜け替わって間もない時期だったのか。山から流れてきたのでしょう。

本当は角も欲しかったのですが、なにしろ川の水は冷たいし結構流れも速く、1メートルほど有りそうだったので諦めました。

この辺りでは狐なども出てきてよく犬の餌を盗み食いしているとの事。白鳥や、シラサギ、カササギ、リスなどなど野生動物が頻繁に見られます。





ネットで買った家具材を使って、木製スコヤと硬木の欠片で木槌を作りました。こんな物でも有ると無しとでは便利さが違います。

鹿の頭



先日川で見つけた鹿の頭蓋骨がまだ有るのを今日3月19日散歩をしていて見つけました。前に見つけてから一週間以上経つので、とうに流されたか、誰かが拾っていったろうと思っていたので、絶対に手に入れようと決めました。

直ぐ近くの店まで行って長靴とゴミ袋と軍手を買い、引き返して河原に降りました。良い天気で引き潮で水深も精々四十センチくらいでしたしね。で、首尾良く拾い上げました。角が碇の役目をして流されなかったんですね。

やはり散歩の途中だったのでゴミ袋に入れて担いで帰り、家で軽く洗って物置へ。トロフィーと違ってそのまま飾る趣味はありませんが、角は何としても欲しかったので、大満足です。

まあ、子供の頃川遊びをしたときと変わりませんね。





握り木槌




先日木槌を作りましたが、もっと簡単に使えるのは何かと考え、柄のない物などどうかと考えました。で、あり合わせの拾ってきたナナカマドの枝を切り皮をむきサンディングをしてちょうど握れる大きさの物を作りました。これを木槌と言うかどうかは分かりませんが、結構役立つようです。

上は直径60mmくらいの枝ですが、それを100o長さくらいに適当に切り、





皮をむき磨きました。握ってみると私の手にちょうど良いようです。小さいのでいつでも直ぐ側に置いて使えそうです。


カメラヘッドマウント



動画を使えればかなり表現も楽になる事から動画を撮ったり編集したりを試していたのですが結構編集が大変だし、撮影しながらの作業は集中できず作業中心だとつい動画撮影は疎かになります。

そこで、下写真のようなヘッドカメラマウントを作ってみました。試してみたら、一応手元の作業をあまり意識せずに撮影できそうです。で、本格的に動画を取り入れる事にしました。むろん、サーバの容量は限られているし、観るにしても不便なので当然YouTube利用であり、こちらの方も試してみました。こちらの方は上手く行きました。今はほんのお試しで自作糸鋸盤、その2の中で使ってみています。今後、今までとっていた動画やこれから撮る動画を積極的にYouTubeに上げ、本サイトに共有します。






ミニアンプ



100均のダイソーで300円のアンプを見つけ、早速飛びついて買いました。なにしろ、スピーカーが2個付いたアンプで、電源はUSB供給ですから、大した物です。使ってみると、確かに音は出ますが、音質を云々するのは無駄としても、音量が非常に小さく、これもちゃちなプラスチックのSPボックスでは当然です。






そこで、スピーカーをもう少しましな箱に入れ、アンプは分離して収めるように入れ物を作り直すことにしました。



取り敢えず、ベニヤ板を寸法に切り、こんな形の物を作りました。





アンプ自体は非常に小さく、音量調節のダイヤルも小さすぎるので、木製のダイヤルノブをエポキシで貼り付け、また電源スィッチが付いていなかったので、付け加えることにして、あり合わせのプッシュボタンスィッチに、音量調整ノブと釣り合う押しボタンを取り付けました。



そして出来上がったのが次の写真のような物です。内部に単三電池4本を入れられるようにしていますが、本来のUSBからも電源を取れるようにしています。ぎゅうぎゅう詰めに配線をしているので見苦しい限りですが、大活躍したのはホットグルーで、これで絶縁はもとより、配線の固定などもしています。







取り敢えず鳴らしてみましたが、元々のスピーカーがスピーカーですから音質が良くなるとも期待していなかったのですが、思ったよりは良くなった気もします。それより、本来の目的通り少しだけ音量が増えたようです。まあ、見てくれがかなり良くなったと思うし、それで良しとします。








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