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大島義信
矢橋岳彦
前田昭彦 山元崇 成田大樹 杉山一隆 難波裕之 二澤真彦
藤永瑞
後藤裕介 佐藤一昌 田口全男
8月28日 −蝶ヶ岳−常念岳
8月29日 −大天井−西岳
8月30日 −槍ヶ岳山荘
8月31日 −槍ヶ岳−槍ヶ岳山荘−横尾
9月1日 −上高地
追加・修正・補完情報等がございましたら こちら までご連絡いただきますようお願いいたします【暁星山岳部OB会事務局】
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吉野興一先生 遠西敬二先生 大島義信 矢橋岳彦 前田昭彦 山元崇 成田大樹 杉山一隆 難波裕之 二澤真彦 藤永瑞 後藤裕介 佐藤一昌 田口全男 |
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| ●ルート | |||||
| 8月27日 三股 8月28日 −蝶ヶ岳−常念岳 8月29日 −大天井−西岳 8月30日 −槍ヶ岳山荘 8月31日 −槍ヶ岳−槍ヶ岳山荘−横尾 9月1日 −上高地 |
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| ●忘れられない出来事 2001年2月25日 大島義信 | |||||
| この山行は連日晴天に恵まれたと思います。常念、大天井、槍への縦走。全てが順調に進んでいました。そして横尾まで下山し、緊張感から解放された日のことです。キャンプ場の近くには木製の橋があり、その夜この橋まで星空を見に行きました。皆でこの橋に寝転がり、息を呑むほどの壮大な眺めに酔いしれていました。すると、すでにOBとなった佐藤さんが、等速度で移動する光の点を見つけたのです。そしてしばらく考え込み、「進行方向から考えて、あれは何々発、何々行き何々航空の最終便だ。」と言ったのです。佐藤さんは鉄道マニアとして恐れられた存在でしたが、まさか飛行機の時刻まで頭に入っているとは思いもよらず、みな度肝を抜かれたのを覚えています。またもう一人のOB後藤さんは、この夜飲み過ぎてしまったらしく、翌日の朝ほとんど歩けない状態でした。上高地まであとわずかとはいえ、帰るには歩いて行かなくてはなりません。結局本隊とは別行動をとることになり、僕らは一足先に上高地に向かいました。ところが、です。後ろの方を歩いていたはずの後藤さんが、小屋の車に乗って目の前を過ぎて行ったのです。緊張感がなくなり早く帰りたいと気の焦る僕には、この道程がとても長く感じ、本当に後藤さんをうらやましく思いました。北アルプスの壮大さも然ることながら、この二つの出来事は忘れられない思い出となりました。 | |||||
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