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吉野興一先生 遠西敬二先生 難波裕之 成田大樹 二澤真彦 藤永端 浅井秀明 井波喬之 生川友恒 五十嵐啓 高野晋 |
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●ルート | |||||
8月26日 ―有峰口―折立 8月27日 ―太郎平小屋 8月28日 ―北ノ俣岳―黒部五郎岳―五郎平キャンプ場 8月29日 ―三俣山荘―鷲羽岳―三俣山荘―双六小屋 8月30日 ―大ノマ乗越―ワサビ平小屋―新穂高温泉 |
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●暁星山岳部史上最悪の山行 2001年2月26日 浅井秀明 | |||||
長い暁星山岳部の歴史の中でこれほどふざけた合宿はなかったのではないだろうか?当時、吉野先生が知ったら激怒したであろう真相も含めてここで書こうと思う。 8月26日早朝、夜行列車で富山駅に到着した我々は乗り継ぎまでの数時間、自由行動となり富山市内を観光することになった。しかし、早朝ということもあり、博物館、資料館などが開いているはずもなく、街全体が静寂で包まれていた。唯一開店していたのが駅前のゲームセンターで、我々は何の迷いもなく店に入っていった。それが全ての間違いの元であるということも知らずに・・・。 それから集合時間までの数時間、参加メンバーのほとんどがその店で湯水のようにお金を使っていた。店を出る頃には、皆必要最低限のお金しか残っていなかった。しかし、天候は晴れ、予定通り合宿が進むだろうという考えが全員の頭にはあった。 登り初めて2日目、台風による大雨のため我々は太郎平小屋に避難した。天気予報では立て続けに2つの台風が来ているとのことだった。そこで、長期逗留を含めた今後の予定を決めるために吉野先生が全員の所持金検査を始めた。そして全員が1泊できる分位にしか持ち合わせていないことが判明し、やむなく翌日下山が決定された。 あとに残ったものは「富山ゲーセン合宿」という悪名だけだった・・・。 |
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