暁星山岳部のあゆみ 部歴1号 部歴2号 部歴2号別冊
●部歴発刊にあたり 2001年5月 中村泰徳
暁星山岳部OB会が発足して二回目の総会を控え、ここに待望の暁星山岳部部歴が発刊される事は、会長として最大の喜びであります。設立総会に際して、私は暁星を母胎として、登山を通じて自然と接し、良き山仲間達と共に成長できた者の一人として、その時代、その時代に、孤立して存在した暁星の山仲間の輪を、繋ぎ合わせ一本の鎖にしたい、とお話しいたしました。
時代によっては部員のいない学年があったり、先輩との交流がなくなったりと、部の歴史にはいろいろなことがありました。それでもこうして部が存続しつながっているのは素晴らしいことです。現在は幸いにして1976年(昭和51年)卒の山岳部OB吉野興一氏が暁星学園の教職にあるため、山岳部の顧問教諭として現役の監督をして下さっています。
学校教育と山岳部のような部の活動を調整するのが難しい現在にあっては、氏の存在が何にもまして貴重です。OB会として彼の努力に深く感謝をするところであります。
なにぶんとも百年に近い歴史のある暁星、部歴編纂はとても一年や二年で纏められる仕事ではありません。とは言うものの、先ずはたたき台になればと、今回の発刊を急いだ次第です。人名・年代・場所など、間違いも多いかとは承知致しますが、皆さんの協力をえて、順次完全な部歴に、育ててください。
発刊に際し、小浦雅敏副会長(編纂委員長)1967年(昭和42年)卒、これを実質的に支えてくださった、柴野邦彦副編纂委員長1961年(昭和36年)卒、編集・レイアウト・出版の全てを引き受けてくださった、平井宏総務担当委員1974年(昭和49年)卒等、会長として全く無理なお願いにもかかわらず、困難を乗り越えて完成させてくださった、関係者各位に深く感謝致します。
21世紀を迎え、ある意味で世界全体が変革に迫られている時代と認識しております。
自然との調和の取れた社会が要求されています。自然に対する畏敬の念、今こそ自分らしい人生を考える世紀と信じています。現在、暁星で学んでいる後輩達、そしてこれから暁星に学ぶ人達が、暁星山岳部に入部して、新しい鎖の輪を繋げていただけたらと願いつつ、発刊に当たっての、ご挨拶と致します。

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暁星山岳部OB会