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本松暉雄先生 高野公寿 高橋紀夫 川上幹生 中村直 安齋和之 市川創作 長弘昌 川上桶生 |
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●ルート | |||||||||
8月3日 −広河原−大樺沢二俣−白峰御池 8月4日 −小太郎尾根−北岳山頂−北岳稜線小屋 8月5日 −中白峰山−間ノ岳−農鳥小屋 8月6日 −西農鳥岳−農鳥岳−大門沢下降点−水場−大門沢小屋 8月7日 −奈良田 |
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●1978年 高野公寿(部報より転載) | |||||||||
本松 暉雄 先生
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今回の合宿は雨にも一回しかふられず、すばらしいけしきを望むことができとても満足であった。昔から登りたかった北岳にも登ることができた。北岳へついたときはうれしかった。しかしこの山行で三峰岳に行けなかったのはとてもざんねんである。僕としては白峰三山+αのかたちで、どうしても行きたかったのだが、その時点でバテている者もいて、しかたなくあきらめた。僕は三峰岳に行くことによって何か一つ多くの物を得られるような気がしていたのだがひじょうにざんねんだ。こんど来るときは絶対に行きたい。さて今回僕はこの山行によって色々なことを知った。三千メートルの稜線における風があんなに強いとは思わなかった。そして正しい命令が出せず、テントをはる際に、テントをとばすという失敗をしてしまった。あの時、だれか一人をテントの中へ入れておさえさせておくべきだったのだ。あきらかに僕のミスである。また今回、行動中に一部が2時間もおくれるということがあった。パーティー全員の体力がかたよりすぎたためであろうが、あの時もトップに「一番弱いやつにあわせて行け。」と命令しておくべきであった。ともかく僕はリーダーとして失格であるところがひじょうに多かった。だが山行じたいは、千葉が来れなかったが全員が三山を縦走できて山のすばらしさをまた一つ知ることができた。ともかくよい山行で僕などは奈良田へ下るのがいやになったほどであった。今度来る時は今回の経験をいかしてもっとすばらしい山行をして南アルプスの大自然を大いにたのしみたいものである。 | ||||||||
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