日付 時刻 内容
2000/3/30 華子ママの陣痛が始まる
2000/3/31 8:30ごろ たろママから電話が入る
華子ママを病院までつれて行くのに車を出してもらえないか、との事
大喜びで、車を出すリリママとリリあね
9:00ごろ 病院到着、華子ママは診察室へ
ここはチーが通っているので、すっかり常連さんのリリママとリリあねは待合室で待つ
先生には、昼までに1頭も生まれなければつれてくることと、生まれても、1頭と1頭の間が2時間以上あいたならば
つれてくることを言われたそうです
生まれなければ電話をしてくれるように言って、いったん別れました
12:08ごろ たろママから電話が入る
やっぱり生まれないので病院に行きたい、との事
心配しつつ、車を出しました
12:10 第1子誕生、ブレンハイムの男の子で体重270グラム
残念ながら、生まれるところは見れませんでした
12:12ごろ たろママのマンションの下で、降りてくるのを待つリリママとリリあね
すると、翔太ママがやってきて「今、1頭生まれたの!」と、言うではありませんか
あわてて家までいくと、病院に行くためのケージの中でピーピーという鳴き声が!
初めて見た犬の赤ちゃんは……「これ犬?」という感じでした
華子ママは誰が教えたわけでもないのに、胎盤を食べ、へその緒を噛み切ってくれました(でも、テンと翔太くんはでべそになってしまった…)
12:40 第2子誕生、ブレンハイムの男の子で体重275グラム
初めて見れたお産です
仔犬が生まれたときは本当に感動でした
この子が、のちの翔太くんです
14:30 第3子誕生、トライの女の子で体重280ゲラム
初のトライ&女の子に一同大喜び
もうちょっとして生まれなければ、病院に行って帝王切開になるところだったので、ひと安心でした
14:55〜 第4子誕生、ブレンハイムの男の子で体重245グラム
見たとたんに笑ってしまいました、だって頭のてっぺんに丸い点が…
今はそれがロゼンジまたはブレナム・スポットといって、とてもいいものだと知っていますが、その時は本当にびっくりしました
もちろんこれがテンです
とりあえず生まれたのを確認して、リリあねはデジカメを取りに帰り、リリママはトイレに
しかし、この後が大変だったそうです
テンは羊水を吸っていて呼吸が止まっていたらしく、体が紫色になっていたそうです(いわゆる、チアノーゼですね)
たろママが鼻から羊水を吸い出してくれて、何とか一命を取りとめました

一命を取りとめたテン

おっぱいをあげる華子ママ
15:50 第5子誕生、ブレンハイムの男の子で体重250グラム
性別を確認して苦笑い、またしても男の子…
結局、ブレンハイムの女の子とトライの男の子は生まれませんでした
これで5子すべて生まれたので、リリママとリリあねは家に帰りました

お疲れの華子ママ

ひまそうな太郎パパ
「もし自分たちが飼うなら、第4子は名前をテンってつけるね」と、話すリリママとリリあね
まさか本当に自分たちが飼うことになるとは、この時はまったく考えてもいなかったです
後日   また仔犬を見せてもらいに行くと、なんとたろママも第4子の仮の名前をテンにしていました
その後もやっぱりテンがいちばん気になってしまって、1匹もらうことを決めたときも、テン以外は考えられませんでした
本当に、たろママには感謝です


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