このページは筆者が、かつて1998年の秋頃に国立市のはずれ、矢川駅のそばに住んでいた頃に作成したものです。他に松戸市編もあります。その後、地元茨城県ひたちなか市に戻ってからは、このページは放置されていましたが、一応、「遺跡」として残して置くことにしました。古い情報ゆえにリンク切れなどが多数ありますことを御了承下さい。なお、最近は茨城県ひたちなか市の方で「0292.NET-ひたちなか・えくすぷろーら」 というサイトをやっています。(2003/03/30)
 GEO Station Kuni-Tachi Branchへようこそ。ここでは国立に住む筆者がWebや現地で拾った話題を駆け足で紹介します。1998/9/20

●国立へ引っ越す?
 ある日、突然、国立市へ引っ越す事になった。住む場所はレオパレスで通勤に便利という条件で適当に決まっただけなので現地の情報はない。こういう時に便利なのがNTTのWeb版タウンページと地図情報のMapFanだ。地図情報にはもう1つ有名どころMapionってのもあるけど、最詳細地図の詳しさでMapFanには劣る。そのMapFanでまずは付近の地図を縮尺別に何段階かゲット。次にタウンページにアクセス。まず用があるのは絨毯やカーテンを買うのにホームセンターのたぐい、次は洗濯機と新しいラジカセを買うために量販の家電品店。ただし「国立市」に絞ると少なすぎるし、「東京都」では絞り込めない。本当は「多摩地区」とか「国立周辺」とかで絞れるといいんだけど、仕方なく「国立、立川、国分寺、府中、小平」と市別に検索をかけた。国立よりも周辺市域に目的とする店がたくさん見つかった。この続きはこのページの最後の方で。
●国立の第一印象
 さて、前置きが長くなりました。国立の印象ですが綺麗・・・というかコギレイな街です。濃縮に手間がかかっていますが過剰な装飾には陥っていません。バブリーな公共施設は見当たりませんが、道路は整然としてるし、並木は綺麗だし、個性的な駅舎といい、ヨーロッパ風のロータリーといい・・・非常にローカルな例えですが、地元の常陸多賀駅に似ているなという印象をうけました。しかし、実際のところ立川のルミネからファーレあたりとかの雑多な雰囲気の方が落ち着くのは筆者だけでしょうか?
●国立の語源
 これ、実は案外、安易なんですよね。詳しくはKunitachi Town Guideさんの国立へようこそで知る事ができます。
●国立駅周辺
 第一印象でも書いた様に大変綺麗な駅と町並みです(南口)。駅舎は三角屋根のリゾート地の駅を思わせる趣きのある建物です。また、駅前はヨーロッパ風の回遊型のロータリになっており、富士見通り、旭中央通り、大学通りから入ってきた車が全て時計廻りにロータリで合流し、また分散していく設計になっています。また信号がなく歩行者と自転車が優先になっているのも特徴です。ただし、このタイプ、うちの地元の勝田駅や常陸多賀駅でもそうですが、車が許容量を超えると、途端に大渋滞が発生するという難点も合わせ持っているんですよね。国立の場合、駅北口につながるガードが国分寺寄りにあり、そっちに行く道にだけ信号があるんだけど、そこが渋滞を始めるとロータリーの機能が果たせなくなるという問題がある様です。
 国立のお店についてはあまり大きなデパートはありません。西友くらいです。また、大学通りにはこの街によく似合った紀ノ国屋があります。また、食べ物屋さんについては一歩裏に入った様なところに個性的なお店がたくさんあります。この辺は私が今さらどうこう言わなくても先達の皆さんが色々とWebページを立ち上げているので、そちらを御覧下さい。Yahooの地域情報: 国立を探せば前述のKunitachi Town Guideの他に 国立ショッピング情報が見つかる筈ですし、多摩・武蔵野タウンガイドなども駅周辺情報を揃えられています。また、書籍としてですが立川の「けやき出版」さんが「多摩くいしんぼブック」というのをシリーズ刊行されており、その第3巻が「国立・立川・青梅線エリアの100店」となっており国立も19店程紹介されています(本体価格971円)。
●国立の雑学
 国立市内を通る線路はJR中央線とJR南武線。このうちJR中央線は国立駅を擁している。ただし、国立駅は国立市の北端に位置しており北側はすぐに国分寺市となる。国立駅から一橋大学一帯は文教地区と呼ばれる。地図を見ればわかるが「東」「中」「西」という単純な地区名がつくあたりがそれである。一方、南武線には谷保と矢川がある。谷保駅、矢川駅ともに北側が「富士見台」、南側が「谷保」となっている。「富士見台」と「谷保」を総称して谷保地区という。旧谷保村の名残りだ。「富士見台」はさくら通りを中心として開発された住宅地、谷保は今なお旧谷保村の光景をふんだんに残しているが最近は国立府中ICからバイパスが西進してきており、急速に開発が進みそうだ。谷保についてはそのものズバリ谷保というHPがあり、また谷保に残る自然などについては国立NatureガイドというHPが役に立つ。また、立川には広域防災基地というのがあるが、実は立川から多摩川にかけては立川断層という活断層があるらしい。これが丁度、矢川の下を通っていると言います。この立川断層については 立川市の御紹介と鉄道の話という佐藤さんのHP内の立川断層の現状と地震というコーナーで現地写真とともに詳細に説明されているので一見されたい。
 余談だが南武線には矢川の隣に西国立という駅があるが、西国立は既に立川市内である。なお、南武線についてはTokyo Suburban Paradise〜南武線Web というHPで駅毎の情報、沿線の情報をはじめとして恐るべき詳細さで掲載されているので是非アクセスしてほしいところ。また、ここには市内在住者のWebページが駅別にリンクされてます。僕がここで見つけた近所のつうさんのHPgo to RUSH!は食通?の方に捧げるページです。
 国立は雰囲気のいい街ですから小説やドラマの舞台にもしばし現れます。 Kunitachi Town Guideさんの国立が登場するドラマや小説の紹介ではそういった情報を集めています。ちなみに最近では98年夏頃の広末涼子が出てたさくら銀行のCMが国立駅前で撮られていたものだそうだ。また、96年秋の中山美穂と唐沢が出ていた「おいしい関係」というドラマも国立駅周辺でロケされていたそうで、これについてはRiko's pageさんに詳しい情報がある。
●国立の道
 国立の文教地区は平坦な地区で自転車で行動するには最適の街だ。国立駅から放射状に広がる通りと、その他の碁盤の目状の生活道路のおかげで道に迷う心配もない。商店街やさくら通りでも路上駐車は可能だが、他の街に比べると駐車場付きの店や100円駐車場が少ない事を考えてもやはり、この街では自転車に乗るのが一番快適なソリューションだ。
 一方、それでもこの街を車で生活しようとすると生活範囲は逆に限られてくる。スーパーは国立二中脇の大丸ピーコック、書店はさくら通り東端の桜文堂、食事は大学通りや矢川近くのスカイラーク系かジョナサンの様なファミレスとなる。それ以外を求めるとなると立川方面に足を伸ばさねばならない。さて、それにしても不思議なのが国立の道の市外へのアクセスの悪さだ。市内については今までにも何度か記述した大学通り、さくら通りが立派な4車線の並木道だが前者は国立駅で始まり谷保駅で終わり、後者は富士見台町を西から東に横断していずれも市内で終わっている。矢川から甲州街道に出る道は矢川入口の交差点が見切りが悪く渋滞も多い。谷保から甲州街道に出る道も狭い上に谷保駅の一本裏手にあるので地元の人以外にはわかりずらい。一方、立川方面に行くには富士見通りの途中から住宅街を抜けて立川に抜ける道があるが、これも狭くわかりずらい。矢川からだと東京体育女子大学の北側の狭い路地から立川に抜けられるが、途中、一方通行がある都合で立川から国立へ行くには郵政大学南側の道を使う必要がある。逆にこの道は一方通行のおかげで国立側から立川へ行く事ができない。また、中央線をわたって北側へ行くのも、いくつか方法があるが狭い踏み切り、わかりずらいガード下、わかりづらい陸橋など難関揃いだ。唯一わかりやすいのが国分寺方面で、ここは旭中央通りを抜けて道なりにいけばあっさりと出られる。府中方面に行こうとすると住宅地の中の路地を抜けていくか前述の旭通り中央を迂回することになる。とにかく道はいいが車で行ける店は少なく、車で市外に出ようとすると不便なのが国立なのだ。やはり、ここは自転車に乗りなさいと結論するしかない。
●お隣の立川市
 立川市はデカい。 立川市の御紹介と鉄道の話という佐藤さんのHPの 立川はいつ東京都になったかを読むとわかるが多摩地区と神奈川の一部を含めた新しい県の県庁所在地になっていた可能性もあるらしい。今もこの地区の中心である事に変わりない。立川駅北口には立川ルミネが同居している。ここからファーレ立川にかけては第一デパート、ISETAN、From中武、丸井、高島屋などが立ち並ぶ。第一デパート前にはただいま多摩モノレールの立川北駅が建設中。ちなみに北口を出て右側が繁華街。繁華街を抜けて住宅街の中をしばらく行くと立川競輪場がある。
 一方、南口はただいま、そこかしこで工事中。こちらは多摩モノレールの立川南駅が建設中。付近は飲み屋と商店が立ち並ぶが週末には景色が一変する。南口には競馬の場外馬券売り場JRA WINSがある。このためあちこちで競馬新聞が売られ、有線の代りに競馬中継が流れているという具合となる。
 なお立川駅周辺の情報に関しては立川タウンインフォメーションさんが大変、役にたちます。また、開発情報や出来ごとについてはたちかわのツボ さんの「たちかわにゅーす」コーナーでよくわかります。 まぁ、あとはYahooの地域情報: 立川あたりから探してみて下さい。また、立川郊外のホームセンターと家電品店については次の項でレポートしています。 ちなみにYahooの地域情報:国分寺はココ、Yahooの地域情報:府中はココです。
●ホームセンターと家電品店
 引っ越しをした翌日、早速、自家用車でホームセンターと家電品店を回る事にした。国立は車を持つより自転車の方が便利な街(前述)だが、こういう時だけは車が効果を発する。
 まずはディスカウントストアのダイクマだ。ダイクマは近いところで府中と立川にあるが、立川の渋滞を越えていくよりは府中の方が便利だ。さくら通りの東端の桜文堂書店のちょっと北側の細い路地を抜けていくと府中側で広い道に出る。ここは聖蹟桜ヶ丘から関戸橋を経て府中を縦断する道路で現在は北へ向けて工事中だ。この新しい道路と東芝府中工場の間にダイクマがある。フロアも広く家具屋も併設しており、充実している。ただし、立体駐車場は相当の台数が入れる様だが平面駐車場に比べると回転が悪く、いつも入庫渋滞に巻き込まれるのが難点だ。ちなみに立川の方は西立川駅のすぐそばにあるらしいヨ。
 次に行くのは家電品店。北関東でYKK戦争を見てきた筆者にとってはなじみのあるコジマ電気が小平にある。武蔵野線沿いに府中街道を北上していくと小平市の小川町でクランクした交差点がある。ここを北上した左側にコジマがある。
 ちょっと国立からは離れてしまったが、そのまま立川に行ってみよう。先程の小川町の交差点を西に向かい、道なりにいくと立川で五日市街道に交差する。この砂川九番交差点の北側にJ&P上新電機がある。ここは通常価格でも他店並みなのにカード会員になる事で、予め表示された会員価格で安く買う事が出来る。実際、私は目的のものをココで買ったし、その後、パソコンに関する消耗品などもココに頼っている。
 砂川九番交差点から五日市街道を東に向かうと左にホームセンター長崎屋がある。また、砂川九番交差点を南下すると五日市街道に並行して「すずかけ通り」があり、ここにはホームセンターヤサカ、ケイヨーデイツーそれに家電品店のセキドデンキなどが並んでいる。もう少し行くと窪方のあたりにも家電品店がある(店名失念)。このうち、値段や品揃えの点ではホームセンターヤサカはかなり役に立つ。実際、絨毯やカーテン、収納などは種類も豊富で、生活雑貨に関してはヤサカで探すことにしている。
 先ほどの砂川九番交差点から「すずかけ通り」を横切り南下していくと右にムラウチ家具と第一家電が同居している。また更に立川駅に向かって南下していくと左にディスカウントストアのJマートがある。ここは駐車場が通りの向い側になるので要注意。そのまま市内に向かうとデパートが増えてくるが、駅寸前まで来てFROM中武のある曙町交差点を左折すると左側にディスカウントのTOPOSがある。まぁ、ここは車で行くなら渋滞と駐車場探しを覚悟していきましょうって感じです。駅前には他に秋葉系家電品店としてサトームセンマルゼンムセンがある様です。
 元神奈川県民の私としてはノジマ電気の支店はないのかなぁっと思って探してみたらちゃんとありました。先ほどから何度か出てきた砂川九番交差点から五日市街道を4kmちょっと西に向かうと右側にあります。この先には家電品店のムラウチなんてのもあります。

 さて、国立を中心に駆け足でレポートしてきましたが、何せ、まだ国立へ来て2週間です。今後の充実に期待して下さい。また色々と不勉強な点があると思います。お気付きの点がありましたらメールいただけましたら幸いです。

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