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タイへ行ってきました

このまえ社員旅行がありまして、タイのバンコクへ行ってきました。なにしろ初めての海外旅行ですから、いろいろと損をしました。まぁ、しょうがないでしょう。盗難にあわなかったことだし、よしとしましょう。

一日目

当然のことですが、飛行場へ行きます。社員旅行が船で海外なんてことあるわけない。東京なので成田へ行く。と思いきや、集合場所は水天宮。TCAT という成田の出張所みたいなところで諸々手続きやって、リムジンバスで成田へ(結局成田には行くわけね)。
飛行機へはバスで行きました。目の前に飛行機のエンジンがででんと見えたのはなかなか良かった。写真撮りたかったけど、私のデジカメは立ち上がるのが遅いので撮れませんでした。デジカメは立ち上がりの早さで選ぶのが一番、というのを再確認したのでした。最近のはどれも早いと思うけど。
離陸です。行くときは向かい風だったせいか、結構揺れてました。機内食の時にワインをこぼしてしまい、すっちー(最近はスチュワーデスとは言わないんだよね)に「こぼしちゃったんで...」と言ったら、ワインの瓶だけ持っていってそのまま戻ってこなかった。
着陸です。飛行機の振動って足がしびれてくる感じで非常にいやなんだよねぇ。税関(申告なし出口)を通ろうとしたら、あっちだと指さされて出してくれない、という事態が発生。こっちでいいはずなのに???と思いながらも、そっちの出口(申告あり出口)へ行くがやっぱり元の出口へ行けと言われる。もう一度いくと今度はいけた。なぞである。空港からホテルへは現地の観光会社の用意したバス。しかし、いつまでたっても全員集まらない。遅れてきた人の話だと、入国手続きの人が子供を連れてきていて子供がじゃましまくっていた、ということらしい。日本じゃあり得ないよなぁ。
バスの中では両替サービスなどあったりしたが、JPY10000=THB3200 というレートだった。両替機で替えると 3500 以上だったから、結構損した。ちなみにホテルのレートはさらに損で、3100 だった。
夕食はタイの古典舞踊を見せるレストランへ行った。料理は特別辛くない観光客向けの奴だったけど、癖があるので食えない人もいた。私はとりあえず食せた。で、この踊りがまた何とも。踊り自体は、まぁ面白いかもしれないけど、シンクロ率の低さにはみんなが不満を漏らしていた。動きが揃っていないんだよ。もっと練習して欲しい。解説の日本語もなんて言ってるかわからなかったし。しかも普通に聞いてもわからないのに、前の言語での説明が終わってすぐに始めるもんだから完全にわからない。この辺も研究して欲しいところだ。
んで、ホテルへ帰って寝る。

二日目

日産じーぜる
のエンジン
HEAVY GAUGE
DIE-CAST
NEEDS NO
BATTERIES
PULL BACK
ACTION

観光とショッピングの日。まず、船に乗りました。エンジンがむき出しなのが、日本じゃないなあって感じ。途中、土産物売りの舟が横付けしてきて商売を始める。ドリアンの試食などありまして、食べてみました。でも、においがない観光客向けのやつだった。ガイドさんの話では、現地の人はにおいがないので食べない、らしい。味的には特別どうというものでもなかった。このときに食べたわけではないが、ランプータンの方がおいしい。でも、種の表面がぽろぽろはがれて食べにくい。んで、一度土産物屋で休憩。トゥクトゥクのおもちゃなんぞ買ってしまいました。

続いて暁の寺へ行く。陶器が貼りまくってあるお寺。階段がめちゃくちゃ急でこわい。一番急なところは怪我人が出たので立ち入り禁止にされたそうな。
このコーナーは写真でお楽しみください。

遠くから見ると
こんな感じ
入口です


急な階段貼ってある陶器のアップ

続いて、旧王宮へ。見終わってバスを待ってる(駐車場がないのね)と、土産を売ってる変なおねーちゃんが。キーホルダーを買わせようとするのだが、いきなり10ほん1000えんと言い出す始末。なんで10個もかわにゃならんねん。無視してると、まけてくるのはいいのだが、12ほん1000えん。「個」でなく「本」というところが謎なのだが、そんなのお構いなしに、15ほん1000えん、20ほん1000えんとエスカレートする。そんなにいらんわい! さすがに「こんなに買う奴はいない」と思ったのか、10個に扇子をつけると言ってきた。やっぱり10個買わせたいらしい。さらに12個と扇子で千円。やっとバスが来てさよならできました。

象牙の象なんだけど、手ぶれってるのでいまいち分からない。フラッシュするわけにもいかないし。

食事して、ショッピング。宝石店とシルク屋さんと革製品屋さん。宝石店で象牙の象のキーホルダーを買いました。

ホテルに戻って、その後は自由行動。添乗員氏による「ぶらぶらばんこくつあー」なるものへついていく。
まずはパンティープ・プラザという電気屋ビルへ。違法コピー CD なぞ見物する。MAYA Unlimited(3D CG のソフト)という値段がアンリミテッドなんじゃないかというようなやつまであった。
次はトゥクトゥクに乗ってみようという企画だった。メーターがないので観光客はぼったくられる可能性ありなので注意が必要。今回は乗ることが目的で、交通機関として使ったわけではないわけで、まぁぼったくられてもいいんじゃないって感じ。
が、ここでこの日最大のイベントが発生。私(ともう一人)を乗せたこのうんちゃんが、行き先がわからない。地図で説明して OK だっていうから乗ったのだが、全然わかっていなかった。最初のでかい交差点を左に曲がるだけで良かったのに、まず行き過ぎた。行き過ぎたのに気づいたらしく、すぐに止まった。もう一度地図を見せて再出発。ぐるっとUターンしてさっきの交差点へ。ここでなんと、左へ曲がっちまいました。仕方ないので、しばらく行った信号待ちのときに、後ろだと教える。左へ曲がって左へ曲がって左へ曲がって、最初に止まったところあたりまで来て止まりました。この、左へ曲がって左へ曲がったころに雨が降り出したんですよ。基本的にむき出しなので、客はもろに濡れます。運転手は風防があるので雨も当たらない。おもちゃを参照。で止まったところへ話を戻しっと、今度は慎重になったらしく、同業者を止めて訊いていた。やっとわかったらしく目的地に到着。この間もひたすら雨が降り注いでいたので、ついた頃にはびしょぬれでした。みんなに拍手で迎えられてしまいました。運賃は 50 バーツでした。人によっては 140 バーツもとられたらしい。しかもこの人たちは、最初 150 といわれて(この運ちゃんも場所を勘違いしていてそっちだとこんなもんだろうと思っていた値段を、正しい場所がわかった後もその値段のままよこせといったそうな)、しかも降りるときになって "EACH" と言われたとか。その人たちはむりやり 140 で降りたそうだけど、ジャパニーズタクシーなら、ワンメーターが短くなってる奴でもワンメーターの距離だったから、300 バーツっていうのはとことんめちゃくちゃな価格だ。
この後タイスキを食べに行きました。でも、これまた雨の中を歩いていったんですが、雨水が超たまってっていうかあふれてるって感じで、「こんなことなら厚底サンダルを用意しておくんだった」と思ったのでした。 ちょっとうそ。

三日目

ばんこく世界貿易中心

完全自由行動の日です。バンコク市内を一人でひたすら歩き回ってみました。オプショナルツアーもあったんですが、私の行きたいところは誰も行かないということなのでやめました。
まず、ワールドトレードセンターへ。巨大なショッピングセンターで、伊勢丹バンコク店もくっついている。

一通り見た後とりあえず外に出て、電車に乗ってみる。駅はそんなに近くではなかった。歩いて行く途中には危険がいっぱい。って言ってもよければ良いだけ。切符の買い方を確認してると、ちょうど理解できたころに警備の人が教えに来てくれた。せっかくなので教えてもらった。「教えさせてあげた」かも。 電車はモノレールかと思っていたが、普通の高架鉄道だった。とてもきれいで快適でした。

何の前触れもなく突然道の真中に穴が空いている(危険)地図を見ると電車のくせに交差点を直角に曲がっていて、なにぃと思うんだけど、ほんとに直角に曲がっている。


結構本数もある感じ切符は再利用する。再生紙にするんじゃなくで、切符としてそのまま使う。だってプラスチックだったし。

ちょっと歩き回って、タイシルクのジムトンプソンに入ろうかと思ったところでバーツの残高が結構少ないことに気づき、うぅんと考えていると謎のおばさんが声をかけてきた。一応英語をしゃべっているらしいのだが、なんて言っているのかわからない。聞いた言葉を英単語に変換するくらいならできるので、単語だけならわかるはずなのだが、わからない。まぁ「なにしてる」といってるらしいことがわかったので、「あいうぉなえくすちぇんじ」などといってみる。するとすぐ近くにあって、指さして教えてくれた。
でも両替し終わってもそのおばさんはなぜかそこにいる。「じむとんぷそんたかぁい」(確実にわかった言葉はこれくらいだった)と言って、安い店があるから教える、といっているらしく面白そうだからついていくことにした。きれいなおねーちゃんだったら危ないと警戒してたかもしれないが、ただのおばさんだったし。結構いろいろ変な道を通って(工事中が結構あって、お寺の中をかすって通ったりした)お店に着いた。
小さな店だったが、宝石なんかも売っていた。お茶が出た。ちょっと冷たいジャスミン茶。うぅんと言いながら品定め。お茶のおかわりどうですかというので、もらう。ちょっと熱めのお茶だった。適当に選んで適当にまけさせて...、ま、こんな感じ。全然関係ないが、こことか前日の宝石店とか、象が出てくるとかならず「これぞうさん、ぞうさんかわいい」って言うんだけど。「象」であって「ぞうさんかわいい」じゃないっちゅうの。元に戻って、もういっぱいお茶どうですかと言われるが、もういらんと言った。このときもらっていたら、あっつぅいお茶が出てきたかどうかはわからない。さて問題です。このようにお茶を出したことで有名な歴史上の人物は誰でしょう。
で、結局ジムトンプソンへ戻る。タイに詳しい友人に、ジムトンプソンへ行ったらこんなネクタイ買ってきて、と FAX で頼まれていたので、入る。ドアボーイがいるのが高級さを感じさせるが、なんか、Tシャツ着てるんだよね。日本じゃないなぁってかんじ。ネクタイのところへ行く。いまいち目当ての柄が見つからない。しょうがないので店員のおねーさんに尋ねる。おねーさんはちゃんと制服着てて、まともな英語をしゃべる。でも、まともな英語は文章になっているのでやっぱり完全には理解できない。そんなことはさておき、「あいむるっきんぐふぉーたい、らいくでぃす」と言いながら、FAX で送られてきた絵を見せる。「のっとふぃっしゅ、ぐらすおあふらわー。あんどいえろーわん」などと詳しく説明。で、結局 "OFF COLLECTION" だそうで、うぅんとうなっていると、展示用のやつに今までで一番近いものがあった。で、そいつを買うこととにしたが、非常に高いところにあって梯子が必要なんだけど、この梯子を持ってきたにいちゃんの服装も、スーツじゃないのよ。日本じゃあり得ないなぁなどと思ったのでした。
ところで、さっきの「じむとんぷそんたかぁい」のおばさんは何者だったのだろう。最初の店の回し者だったら、もっと若くてぴちぴちした娘を使うだろう。考えられるのは、単に観光客に安い店を教えていいことした気分に浸るのが好きな人か、ジムトンプソンに個人的な恨みがあるか。発音が変だったけどかなり英語ができるような感じだったので、ジムトンプソンに職を求めたが「ご縁がありませんで」と言われた、ということかも。もうひとつ値段だけど、謎のおばさんの言うとおり高かった。でも、落ち着いて買い物ができて、まともな英語で応対してくれて、デザインセンスが確実に上であるということを考えたら、まっとうな値段だと思う。ちなみにネクタイ 970 バーツ(税別)。また電車に乗る。

ででで、ででで、
ででででででででで
(ゴジラのテーマ)

もう一度ワールドトレードセンターに行くんだけど、別の駅で降りてみた。プラネットハリウッドのバンコク店があって、店の前にゴジラが置いてあるんだけど、日本版なんだよね。ハリウッド版を置けっつうの。ワールドトレードセンターで買い物。荷物になるから後回しにしてたのね。

次は歩いてパンティープ・プラザへ行く。違法コピーソフトなど買おうかと思ったが、小心者なので買えませんでした。DVD アニメソフトなんぞがあったけど、パッケージが日本語だったので、日本で買ってきたのを売っていただけなんだろう。DVD にはリージョンコードというのがあって、日本の DVD プレイヤーで見られるの日本のソフトだけだから、タイ版の DVD を買ってきても普通は見られません。普通は。ちなみに DVD は音声がいくつも入れられるから、オリジナルな言語である日本語はどこの国で買っても間違いなく入っているはず。ライナーが読めないけど。日本人はリージョンコードのせいで DVD が安く買えなくって、「映画業界の陰謀だ」などと言っているが、それは物価の安い国には文化はいらないと言っていることになるので、むやみにそういうことは言わないようにしよう。

ビルを出て、プラトゥーナム・マーケットという夜店が並んでるようなところを歩いてみた。ここでは面白いイベントは発生しなかった。ただ歩いただけ。そして、タクシーでホテルへ帰る。

ホテルへ帰ったはいいが、結構遅くなってしまったので誰もいなかった。ホテルは中心街からかなり離れていたので、もう一度タクシーで外へ行くのは面倒なのでホテルで夕食を済ませた。が、ホテルでの食事には罠があった。サービス料と消費税。併せて 17.7% もとられる。昼飯も食ってない(私はふだん、新宿とかあきばはらとかに行ったときもたいてい昼食はとらない。手間と時間とお金と三つ揃って節約できてナイスなのね)し、ちょっと高いものくっちまえ、と思ったのが失敗。ちょっとじゃ済まなかった。しかも、バーツが少し足らなくてレートの悪いホテルで両替した。かなり損した気分になった。っていうか損してる。で、寝る。

四日目

帰る日です。朝めっちゃくちゃ早かった。8:50 の飛行機に乗るので、ホテル発が6時! 当然起きるのは5時! んで飛行場へ行って飛行機に乗る。帰りは窓際だったので、飲み過ぎるとトイレに行くのが面倒なので飲まないようにしていた。でも窓際は景色が見られるから、まぁいいかって感じ。一番高いところを飛んでいるときに窓にできた氷がきれいだった。そんなこんなで成田に到着。
着陸して、ふと滑走路を見ると、タッチダウンして1分くらいなのにすでに次の飛行機が着陸態勢、っていうかすでに地面との距離10メートルくらい。今回の旅行で一番びっくりしたのがこの成田の過密度だったというのはちょっと笑えない。
帰りは成田解散。立川行きのリムジンバスは1時間以上先だったので、電車にする。ちょうど成田エクスプレスの発車7分前くらいだったので、それに決定。空港第二ビル駅は、一方通行で JR と京成がならんでいるので、JR の方は右側通行になっていて何か変。新宿からは西武新宿まで歩いて、一駅分の切符を買って(次の高田馬場からの定期を持っているんだからキセルじゃないぞ)各駅停車で座って帰ってきました。帰宅ラッシュの時間だったもんで。でも各駅停車だったら高田馬場からでも座れたかも。130 円損したか? っていうか、京成の方がずっと安かった気がする。

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