MAY'S PERSONAL WEB SITE
NO English page

遺伝子組み替え作物について考える

遺伝子組み替え作物、反対ですか?

食べる?

食べることは不安ですか?
「食べ続けることによる体への影響が全く予想できない」などと言う人がいますが、私は全然気にしません。ましてや、遺伝子組み替えのせいで安くなっていたりするなら「超ラッキー」とか思ったり。
以下のように考えられないのでしょうか。
「遺伝子組み替え作物は、ジャングルの奥深くで見つかった新しい植物である」
遺伝子組み替えだろうと、ジャングルの新種だろうと、同じ検査を経て食品として流通するのだから、食品としての安全性に違いはないわけで。

育てる?

これは確かに不安あり。
別の生態系から持ってきた植物でさえよくないのに、生態系を形成したことすらない植物を生態系に組み込むのは危険かも。
したがって、これを理由に反対するのは納得できる。

創る?

遺伝子を操作することの倫理的問題。最も難しい。
この問題は科学の問題じゃないので、答えはもちろん、答えがあるかさえ神のみぞ知るという感じですが、普通の品種改良の倫理的問題について考えたことはありますか?
普通の品種改良は、ある生物とそれとは異なる生物との間でセックスをさせることなわけで。これの倫理についてから先に議論して欲しいものだ。

まとめる?

天然物がなんでも安全と思うのはやめましょう。
天然のトリカブトは安全ですか?
人工的に作られた薬は全く飲まないのですか?
本質よりもその由来を気にするのは、先入観や偏見と呼ばれるものであり、このような考え方は人種差別などとも同じ、と言えなくもない、のではないかと。

戻る
ホーム