がらぱん号も復活して早くも2年がたちましたので、マニュアルにしたがい
Tベルトと3本ベルトの交換をしてみました。Tベルト交換は、やりそこなうと
エンジンの始動時、最悪一発でヘッドのバルブを突いてしまうというシビアな作業です

Tベルトに到達するまでには3本ベルトは外れていますので
作業内容は省略されていますが、ご了承くださいませ(^^;

まずはタイヤとフェンダーの内張りをはずすと
横置きV8 F105Cが姿をあらわします
続いてエアクリーナーBOXと
エアインテークダクトをはずします

ダクトのはずし方はコツがありサザエの身を取り出すように
左周りに回転させながら上に引き出します
気をつけないとFRPで出来てますので
キズだらけになります


BOXは、はずしたらゴミの混入を
防ぐためにミクスチャにカバーをしてください
画ではヘアキャップを使用しています>KANさん提供

後ろバンクのベルトカバーは3本のボルトで
個定されています。このうちの2本はW/Pの
テンショナーの個定もかねてます
前バンクはクーラー用のコンプがありますので
すこし大変ですがボルトを外していきます
オルタのボルトもはずします
コンプベルトのアジャストボルトには
ロックボルトA(13mm)がありますので、これを
忘れずにはずします

ベルト調整はこのボルトを緩め、アジャストボルト@(13mm)を
締めこむとベルトが張ります。
オイルレベルゲージガイドもB10mmでカバーにとまってます
配線が2本あるのはアースを別に1本取っているためです
ここまでくると後はカバーを外すだけなのですが
コンプのステーを取り付けるための
長いスタッドボルトがエンジンから突き出ていますので
かなりタンク側(手前)にずらさないとはずれません

コンプがなければ作業性はとても良いのですが
夏の暑さを考えると取り外すわけにはいきまへん(^^;;

コンプがぢゃまになりますので水ラインの一箇所を切り
バイプをずらして隙間を作りタンク後方にコンプをにがします
このずらしたパイプの延長上(オルタの前部分)に
ラバーパイプがあります。緩める必要はありませんが
パイプを動かしたことによる緩みを最後にチェックしてください
いよいよベルトのお出ましです、ここでクランクプーリーを
回して(右まわり)しるしを真上にもってきます
1番シリンダが圧縮上死点にあれば四本のカムマークも
一致しますが、マークが一致しない場合は(排気上死点です)
クランクをもう一回転回してください

1番シリンダ:後ろバンクの一番右>Tベルト側

クランクの六角は36mmです
後ろバンク吸気カムマーク
後ろバンク排気カムマーク
前バンク吸気(手前)と排気側のマーク
排気側は鏡を使用しないととても直接は見ずらいです
ベルトを外すまえにプーリーにマジックインク等で
印をつけておきます
もちろん前、後ろバンクどちらもです
これがあると無いとでは大違いで、もしカムが
クルッといった場合にすぐに戻せます
カムが動くとバルブとピストンの干渉が心配されますが
バルブは戻る(ひっこむ)ので安心してください

もちろんカムマークでチェックしても良いのですが
見難いのですよ(^^;;
テンショナーボルト@を緩めてからベルトをフリーにして
サックリとベルトを交換しますが、もしカムが
クルッといってもプーリーに印をつけた位置まで
カムポルトを回して戻し、再度挑戦です
ベルトの山が上手く噛まないときはやはりカムボルトを
すこし動かします。片手でベルトを押さえつつテンショナーを
セットするわけですが、このテンショナーはスプリングが
内蔵されていて、その力でベルトのテンションを調整しています

【重要】
テンショナーボルト@の締め付けはクランクを回転方向(右)に
ゆっくりまわしなからロックしてください。
これはテンションをかけ、ベルトのたるみを取るためです
この作業をせずエンジンを始動した場合は、
最悪山飛びをしてバルブを突く可能性大です

最後にクランクを2回転まわして
カムマークが一致しているか確認します
上から新品、1年物、2年物のベルトです
すこしづつ山がずれているのがわかります
(一周でこれだけ延びているんです)
当然タイミングは遅れてきますね

2年使用したベルトでもまだまだ使用できそうですが
延びはいかんともしがたく、欲をいえば一年毎の
交換が理想かもしれません
テンショナースプリング
左が新品 L=89.6mm、右が多分12年物 L=82.6mmです
これだけ違うと手で押しても違いが感じられます
バラした逆に組み立てていき、あとは3本のベルトの
調整で出来上がりです

ベルトカバーはついでにビーズでブラストしました

印のところはパイプとタンクが関渉することがありますので
要チェックです。最悪パイプに穴があき水漏れします