MTMovieGallery#01
*MovieGallery#01

 ここではあんどの作成したMovieの紹介を行います。QuickTime形式にしてありますので、Macintosh/PCどちらでも見ることができると思います。ただしある程度のマシンパワーが必要かもしれません。

●ProjectM.R.
 あんどが1998年秋ごろ、次の仕事まで10日くらいの暇があいてしまった時期に作成したものです。

DownLoad : ■M.R.[2.2MBytes /QuickTime形式/ ZipCompressed/ Sep16,1999]

QT4Bunner  M.R.はQuickTime4を想定したデータです。4.0未満のQuickTimeでの動作の保証ありません。まだQuickTime4をご利用になっていない方は、左のバナーからAppleへおねがいします(日本語版QuickTimeはこちらから)。


(Feb9,2009)
10年ぶりにYoutube用動画追加。大きな画面で見る場合youtubeに飛んでください
M.R.各カット解説

MagicTouch  ここでは、M.R.のカットの一部の説明を行います。ちなみにオリジナルデータは QuicktimeAnime形式 320x240/41kHz/1min15sec のデータで 350MBytes程になります。今回の Webで発表するムービは 240x200/SorensonVideo/QDesignMusic2形式で、 2.2MBytesに圧縮してあります。
 モデリングは
六角大王(フリー版)でほとんどの骨格を作り、細かい部分(インテークの凸凹とか)はLightWaveでブーリアンなどで抜いています。
 レンダリングもLightWaveです。秒間30frameに設定してあります。ただし、圧縮率が高いので、ちょっと画像が荒れています。予めご了承ください

 M.R.タイトル部分です。基本的に黒バックにPhotoShopで文字を書いたものを使っています。M.R.とは、ミッドシップ形式のエンジンレイアウトのこと。
 ちなみに、Beat等のシーンのモデリングに3日。シーンの組み立て&モデルの動き&レンダリングで、6日。計9日くらいで作ったものです。
 PhotoShop, AfterEffect,Premiere, 六角大王はMac版を使用。LightWaveはPC版を使用しています。音楽の作成は X68000上の PochiDriverで RolandSC88を使用して作曲したものをMacintoshでPCMに変換。ちなみにあんどのオリジナル曲であります(曲作ったの何年ぶりだろ?)。
M.R.

BeatRun  颯爽と走ってくるBeat。バイロンの横を駆け抜け、軽やかにターンをしていきます。微妙に振動する車体。また、ターン直前のブレーキでの荷重移動など、一応押さえるべき点については、押さえてあるつもりです。でも、きれいに曲がりすぎ(笑い)。
 ちょっと煙り系のエフェクトがナニですね。いきなり出たり消えたり。この辺はまだちゃんとパーティクルが使えてないところが甘いですね。

 Beat号のサイドアップです。このBeat、サイドウインカーがないんですよね。後でつけようと思いつつも、忘れてしまいました(ばか)。このころまだあんどの手元にBeatが在るわけでもなく、Web上でBeatの写真を集めまくったなぁ。
 タイヤのモーションブラがぷりちぃです。ドア部分は、モデルとしての作成はしていません。バンプマップとディフューズを使用しています。
SideTire

Bonnet  上部からボンネットを撮っています。ちなみに、Alchemyはあんどの所属するソフトハウスの名前です。どなたか、お仕事ください(いや、まぢでまぢで)。
 いざBeat買ってみて判ったんですが、Beatってボンネットが平らじゃないんですね。まさか、ああなっていたとは。勉強不足でした。

 「あっ、そのスピード&ハンドル角だと曲がり・・・・」ってシーンですね。パイロンの動きのあたりは結構時間がかかったところだったりします。どうですかね?動きは。
 このシーンはテール部分がどアップになるんですが、作り込んでいないのがバレバレですね。バックランプのモデリングをしていません。
 
SideBrakeTurn

Spin  あまりにも背景物がないので、よく判らないシーンになっていますが、上部シーンを運転席からのドライバーズアイで見るとこんな感じ〜って言うシーンです。パイロンがブラで思いっきり振れています。
 もうちょっとスピンしている感じを出すためには背景か対象物が少し必要ですね。

 一応ガレージかな?最初想定していたものとは全然別物に仕上がってしまった感が強いです。最初の予定では天井を低くして、もっとパーツ類を転がしておこうと思っていたのですが、かなり手間になるため現在に至っています。
 よく見ると、サスペンションがどこにもないのが・・・(苦笑)。あと、フロント部分にかけてあるシートの質感の設定に苦労しました。
Garage

Strings  後ろのBeatは前のシーンでつかったものをエンボス化した後に色を深緑に。文字の部分はAdobe After Effectを使用しています。使い方がよくわからずに、ちょっと怪しい感じが。でも、Affter Effectをつかえばかなりいろいろなことができるなと思いました。
 なるべくシンプルに、見やすい色ということで、白・深緑を使用しています。次回Movieを作るときは、もうちょっと文字などをコラージュしてみたいですね。

 最後のシーンです。圧縮されたデータではわかりづらいのですが、車体全体がすこし発光するようにしてあります。でも、これは失敗だったかも。
 簡単に見えるこのシーンもかなり長めの道を用意したため、結構計算に時間がかかっています。
 今回Movieを作ってみて、最終的な出来具合はライティング次第だなとつくづく思いました。次こそは!(先日世界ラリー選手権のビデオを見て今度はこういうのもいいなぁと思ったあんどであった。あのカメラアングル、カット割りとかは参考になります)。
BeatFront

後書き
 と、まあこんな感じです。時間的に短かった&LightWaveをまじめにつかったことがなかったことを 考えると、いい感じじゃないですか?ただ、いま思うとライティングがダメダメですね。M.R.とはBeatのエンジン搭載形式がM.R.(ミッドシップ・リアドライブ)レイアウトであることからきています。
 モデリングに関して六角大王ではこのくらいのモデルまでなら結構簡単に作れるのですが、これ以上の重いデータになってくると操作性が落ちてしまう点がつらいです。点(線)が多くなってくると、動かしたい点(線)がうまく選択できないし、正しい位置に点(線)を移動させるのが難しくなるなぁと思いました。機会が在れば製品版の六角大王も使ってみたいです。
 だいたい、何でBeatなんだよ!って方もいらっしゃると思いますが、それはその当時めちゃくちゃ欲しかった(が、資金がなかった)からです。詳しくは、CarTalkのPageを参照してください。
 曲の方は圧縮したらかなり怪しくなってしまいました。もっとバスドラムとか効いて、高音部も使っていたのですが、全部つぶれてる。最初2〜3シーンを作ってから、この曲を作りました。もうちょっとテンポが速く、長さも1.5倍位あったのですが、そんなに長いMovieはつくれん!っということで、短くしたものです。曲のタイトルは 「3LapsToGo!!」 (元のタイトルは 「10LapsToGo!!(笑い)」)。
 曲のテンポを「四分音符=120」にしてあるので、曲データと映像のトリミングもかなり合わせやすくなっています(二分音符 = 1sec[30frame]になるため)。
 しかし、五年前にはこういうものがパーソナルベースでできるなんて思いも寄らなかったんですけどねぇ(当時使っていたStrataStudio系ではなぁ・・・)。ちなみに、ここ一年間仕事の方がむちゃくちゃ忙しく、PC/Macの起動時間も日に日に短くなり、最近では家は寝る所と化しています。あぁ、ちょっと暇が欲しい。モデリングもしたい。それでは、感相等のMailもお待ちしております。

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