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このページは複数人で作成したものです。 構成、編集:はんぐり、協力: ![]() ![]() 舞台のデータのほとんどは、演劇◎定点カメラ(まねきねこさん)の大人計画のページから阿部さんの文字のあるものをピックアップしました。 なお、断りなく、このページの全部、または文章の一部を複製、利用することは禁じます。 文章の作者がいっしょうけんめいに作成したものですのでご理解ください。 |
略図解説 | |
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DVD | |
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Video | |
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出演 |
映画,Video | 舞台 | TV(映画のTV放映含) | CM | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1992 |
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1992 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1993 |
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1993 | 「かりん」:NHK 1993年10月04日〜1994年04月02日 |
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1994 | 「愛の新世界」 ![]() |
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1994 | ゆっくりおダイエット NHK 1994/06/13 〜 1994/07/18(月〜木 20:40-21:00) |
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1995 | 01.27 パチスロ物語 すられてたまるか ここでちょっと画像みれる |
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1995 | -しんドラ- 君を見つめて〜トゥルーロマンス![]() 10 人生は上々だ第2話 TBS 木村さんが昔、医学生だったころの同級生役 |
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1996 |
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1996 |
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1997 |
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04/04-10.愛の罰 生まれつきならしかたない 09.ウーマンリブ・ずぶぬれの女 12.生きてるし死んでるし |
1997 |
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1998 | 03.14 F[エフ] 04.11 蜘蛛の瞳〔修羅の狼 蜘蛛の瞳〕 12.ショムニ ワンダフルライフ 是枝 裕和 ![]() |
04.NODA MAP「ローリングストーン」 08.Heaven's Sign 「ふくすけ」 |
1998 |
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1999 | 06.05 グループ魂のでんきまむし |
05.母を逃がす 09.ウーマンリブ・グレープフルーツちょうだい |
1999 |
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2000 | 02.11 うずまき 07.ざわざわ下北沢 |
7 シアターコクーン公演「キレイ」 11.G2プロデュース「人間風車」 |
2000 |
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2001 |
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03.エロスの果て 07.スズキビリーバーズ「マシーン日記」 |
2001 |
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たまごクラブ・ひよこクラブ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2002 |
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02 天保十二年のシェイクスピア 06 大人計画「春子ブックセンター」 |
2002 |
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野菜の戦士 |
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2003 |
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02 ニンゲン御破産 06 ウーマンリブVol.7 「熊沢パンキース03」 12-2004/2 「レッツゴー忍法帖」 劇団☆新感線(ヴィレッヂ)の2003年ゆく年くる年チャンピオン祭り |
10/15 ライブ グループ魂出演 「53(ゴミ)になる日Vol.5 〜遠藤ミチロウ 53歳へのカウントダウン」 |
2003 |
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名古屋テレビ(メーテレ) たまごクラブ・ひよこクラブ |
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2004 |
下妻物語 eiko 日本の裸族 「北の零年」 |
3/17-4/13 「透明人間の蒸気(ゆげ)」 新国立劇場 中劇場 | 2004 |
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2005 | 映画「真夜中の弥次さん喜多さん」出演 映画「妖怪大戦争」出演 |
「七人の恋人」 | 2005 |
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2006 | 映画「子ぎつねヘレン」出演 |
2006 |
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??? | |
??? エルセーヌ「トンコがきれいになった篇?」 |
『トキワ荘の青春』 (95 年 /110分 ) | |
監督 : | 市川準 |
脚本 : | 市川準 / 鈴木秀幸 / 森川孝治 |
出演 : | 本木雅弘/鈴木卓爾/阿部サダヲ/さとうこうじ/大森嘉之/古田新太/生瀬勝久/桃井かおり/時任三郎 他 |
あらすじ |
日本漫画ブームの黎明期、本木雅弘演じる寺田ヒロオをはじめ、石ノ森 章太郎、藤子不二雄など、のちに名を馳せる漫画家の卵たちが集まっていた下宿・トキワ荘を舞台にした青春群像。 |
感想 | 藤子不二雄の片割れ、藤本弘役。
いつもはハンチング姿の多い阿部さん、今回は漫画家らしく、ずうっとベレー帽かぶってる。 このベレー帽、彼にとっては命らしく、銭湯行くときにもかぶってて、上京したお母さん(桃井かおり)に 「それ、いつもかぶってなきゃいけないの?」と言われていた。 このお母さんが、「お前が好きなことを見つけられてよかった。 周囲が 何と言おうと構うもんか」みたいなことをシミジミと語り、それを阿部さんが穏やかな笑顔で聞いている、というシーンは静かな感動をよぶ。 個人的には終盤の、「〆切に負われ、風邪でごほごほ咳をしつつも執筆に励む無精髭の図」に胸キュン。 by ![]() |
『ワンダフル・ライフ』 (98 年 /118分 ) | |
監督&脚本 : |
是枝裕和 |
出演 : | ARATA/内藤剛志 / 寺島進 / 小田エリカ /谷啓 / 阿部サダヲ / 伊勢谷友介 /吉野紗香 /由利徹/横山あきお/原ひさ子/白川和子/山口美也子/木村多江/平岩友美/石堂夏央/香川京子 他 |
受賞など |
サン・セバスチャン映画祭 国際映画批評家連盟賞 > トリノ映画祭 最優秀脚本賞 > ナント三大陸映画祭 グランプリ |
あらすじ | 死んだ人々が或る施設に一週間逗留し、「自分の人生で一番残しておきたい瞬間」を選ぶことになっている、という設定。 施設の係員たちが、その場面を映像にして保管。本人はそれを鑑賞しながら天国へ旅立つのである。 主演の ARATA 、小田エリカら係員たちの心の葛藤と共に、施設の一週間を描く。 |
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全体的には、相当に眠い作品だった ^^; 阿部さんは回想場面での出演。「人生で一番残しておきたい一場面」を 選びかねている老人の青年時代を演じた。 喫茶店で女性と向かい合って大緊張している場面と、彼女との結婚後、黙々と朝ご飯を食べる図。 『トキワ荘』でもそうだったけど、古き良き 時代の日本のスタイルが、実によくマッチする。 白い開襟シャツや和服 が似合うのはもちろん、発声と発音の美しさが勝因と見た。 by ![]() |
『ラブホテルの夜2〜第2話・シンデレラの脚』 (96 年 /76分 ) | |
監督 : | 北川篤也 |
脚本 : | 島田元 |
出演 : | 神乃毬絵 / 阿部サダヲ |
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一軒のラブホテルの中で同時進行するエピソードが、3話オムニバスで
語られる作品の第2話。 阿部さん演じる勝田弘樹はホテルの従業員だが 実はオーナーの息子。 修行のためのバイトなのだった。 純朴な青年だが、実は筋金入りの脚フェチという設定。 理想的な美脚(シンデレラの脚)をもつホテトル嬢に恋してしまい…。 ちなみに第1話は温水洋一、第3話は田口トモロヲ主演。 個性派脇役陣 で固めた、脇役好きにはたまらん1本。 |
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弘樹がホテトル嬢にストッキングのコレクションを見せる場面が圧巻。
お金のかかってそうな、本当に素敵な品ばかり。 「これを全部あなたに 穿いてもらいたい」とか言われたら大抵の女性は悪い気しない。 丁寧に やさしく、心をこめて、一足一足ストッキングを穿かせていく阿部さん の、陶酔の表情が素晴らしい。 対するヒロイン神乃毬絵も、セリフは棒読みなれど、自分を賞賛してくれる男に次第に心うばわれていく女心の変遷を熱演している。 自分の脚に誇りを持っているホテトル嬢は、最後には弘樹に全面降伏。 このまま恋人になっちゃうのかな的余韻を残して The End。 呼び出しの 電話を無視して、つま先でピッと電源を切ってしまうラストシーン。 日活らしからぬ洒落た仕立ての作品。 by ![]() |
『シングル・ブルー』(99年/TV関西) | |
監督 : | 小田切正明 |
脚本 : | 石黒尚美 |
共演: | 稲田千花/羽場裕一/萩原流行/渡辺いっけい/斉木しげる他 |
あらすじ |
『シネマ・カクテル』シリーズの第1話。 才色兼備のキャリア・ウーマン・真琴は、昔の恋人との失恋の痛手から何人もの男性とベッドだけの関係をもつ荒れた生活を送っている。真琴の趣味はビデオ鑑賞。ビデオ店で働くトオルは、毎日やってくる彼女に 憧れている。やがて真琴は妊娠。一緒にお腹の子を抱きしめてくれる人 を求め、かつての男たちを順番にたずねていくのだが…。 |
感想 |
だれの子かわからない赤ん坊を孕んだ女性をまんま受け容れる、という切なそうな役で、とっても興味があってビデオ買っちゃったんですが… 単なるメロドラマでしたね。それもコッテコテの^^; 渡辺いっけい、斉木しげるなど、ちゃんとした役者さんがたくさん出演 しているにも関わらず、みんな「妊娠を告げられた途端に逃げ腰になるしょうもない男」という一線上の役どころ。 ヒロインがそんなでっかいトラウマを負うほどの失恋ってどんなだったの?というとこがまるで見えてこないし、その相手ってのが羽場裕一で全然魅力ないし。 ひどい脚本の下、それでもひたすら一途な青年を演じる阿部さんが健気なのだった。シリアスなベッドシーンはファン必見。可愛かったのは、ヒロインが飼っているミドリガメをあずかる場面。ビデオ店で勤務中にいきなり手渡されるという非常にハタ迷惑な状況にもかかわらず、「昔飼ってたんだ♪」と受け取る少年のような笑顔がgood。 しかし肝心のヒロイン、美人で胸が大きいだけって感じなのよね…阿部さん演じるトオルが、なぜ彼女を好きになったのかわからない。 美人なだけでお腹の子供ごと引き受けるなんて、あまりにボランティアだし。 「それでいいのかっ??」て感じ。 あとラストシーン。冬の早朝にボートなんか乗っちゃマズイでしょう。妊婦さんなんだから。 by ![]() |
参照URL | 「シングル・ブルー」 |
『踊る大捜査線(第9話)』(97年/CX) | |
演出: | 本広克行 |
プロデュース: | 亀山千広 |
脚本 : | 君塚良一 |
共演: | 織田裕二/柳葉敏郎/深津絵里/いかりや長介/水野美紀/小野武彦 北村総一郎/ユースケ・サンタマリア/安永亜衣他 |
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ある女性が殺される。 |
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復讐の鬼と化す妹思いの青年を演じ、青島くんも和久さんもかすんでしまうほどのインパクトだった踊る第9回。私は再放送でこれを観て、阿部さんの声の美しさを再認識しました。 TV出演の中では、一番狂気を発揮している作品と思う。 「お前も妹のところへ行け」とつぶやいたときの目が凄かった。 全体的に色素の薄さが際立って、無骨な刑事さんたちの中で、妖精のようでした。 by ![]() |
『to Heart』(99年/TBS) | |
演出: | 松原浩 他 |
プロデュース: | 伊藤一尋 |
脚本 : | 小松江里子 |
共演: | 堂本剛/深田恭子/赤井英和/吉沢悠/原沙知絵/畦地令子他 |
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プロボクサー志望の青年と、彼に恋をし応援しつづける一途な女の子の物語。 堂本剛演じるユウジの、ボクシング・ジムの先輩。 地元では強者だったのに今は冴えず、後輩たちをいびるのが日課。 しかし、新人戦に出る選手の練習台にさせられ、落ち込んでいるところをユウジに激励され、物語の後半は良き応援者になる。 |
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相変わらず色白なのだけど、ボクサー役ってことで、キレて暴れるとかリング上でぶっ倒れるとか、体を使うシーンではビシバシ本領を発揮。 ジム内では剛くん以外にあまり役者がいなかったので、かなり存在感があった。 試合で剛のアシストしてるときの、身のこなしのよさも必見。 by ![]() |
『Summer Snow(第6話)』(00年/TBS) | |
演出: | 松原浩 他 |
プロデュース: | 伊藤一尋 |
脚本 : | 小松江里子 |
共演: | 堂本剛/広末涼子/今井翼/池脇千鶴/小栗旬/中村俊介 |
あらすじ |
ヒロイン広末が入院していた病院の小児科に、心臓病でもう長くないとう幼い少女がいた。 少女の両親は離婚しており、母親にひきとられている。 しかし少女は「パパに会いたい」と思いつめ、何度も病院を抜け出そうとする。 自転車屋の夏生(堂本)は、父親のもとへ行き、いちど娘に会ってあげてほしいと頼むが。 |
感想 |
ほんの数分の出番だが、かなり印象強い。「娘と会うつもりはない」とつっぱねるので、一瞬冷たい男なのかと思いきや、「先が長くないってわかっていて、笑顔を見るのはつらいんです…」と泣き出す。 いまどき何故こんなデザイン?みたいなぶっとい黒ブチメガネをはずし、ぶるぶる震えてる。 テーブルの上のティーカップがカタカタ。凄い熱演。 こんないい人が何で離婚したの?いい人すぎたの? by ![]() |
『別れさせ屋(第8話)』(01年/YTV) | |
演出: | 花堂純次他 |
プロデュース: | 今村紀彦 |
脚本 : | 森下直 |
出演 : | 共演:村上里佳子/奥菜恵/中村俊介/内藤剛志/野際陽子/矢部美穂 |
あらすじ |
うら若き女社長率いるPPI探偵社。 実はこんがらかった男女関係を精算させる"別れさせ屋"である。 ある日、松井という若い男が社を訪れる。 以前にPPIの工作によって恋人と別れさせられた彼は、逆恨みから社長を人質にとって爆弾を仕掛け、3時間以内に元恋人を連れてくるよう迫る。 |
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探偵社の看板にタバコを押しつけるという登場シーンから、バリバリに気合い入ってた。 恋人と別れて以来何もかもうまくいかなくなったってストレスからか、やたらタバコを吸う。 キレる演技は得意とするところなれど、見どころは人質にとった野際陽子に諭されて、だんだん態度が軟化していく段階の表情の変化。 自分の母親を思いだしてホロっときて縄を解いてあげちゃったり、過激さを隠れミノにした気弱な理性。 野際さんが子供に言うみたいな「かわいそうに」ってセリフや、矢部が彼を評する「少年みたいな人」という表現など、脚本も阿部さんを意識して書かれている感じ。 ちょっとウェーブ入った茶色っぽいヘアを、イライラとかき乱したり、男っぽさが強調されていて、この後に演じた『マシーン日記』のミチオに通じていくものを感じる。 色っぽくて、個人的にかなり好きでした。 『別れさせ屋』自体は視聴率低迷で途中打ち切りになったそうだけど、奥菜恵嬢は最近のTVドラマの中では一番適役だったように思う。 by ![]() |
『ハッピー2(第8話)』(00年/TX) | |
演出: | 長谷川康(8話) |
プロデュース: | 次屋尚 他 |
脚本 : | 小野沢美暁(8話) |
共演: | 高岡早紀/高橋英樹/田島令子/浜田晃/相田美和 他 |
あらすじ |
事故で盲目になった香織(高岡)と、印刷工場を営む父・功(高橋)の家族愛を軸とするほのぼの系ドラマ。 北海道から功の幼なじみの春子(田島)が訪ねてくる。 彼女は同じ幼な じみの聡史と結婚し、日本一の牧場を夢見て35年前に北海道に渡った。 聡史亡きあと、牧場は春子と息子夫婦(阿部・相田)が継いでいた。 しかし経営が苦しくなり、息子夫婦は牧場を手放そうとしていた。 春子はそれがつらく、牧場の権利証を持って家出してきたのだった。 |
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牧場を閉鎖するなら挨拶状が必要、と高橋英樹が自分の工場で刷ってあげることになる。 それで、聡史が昔自分にくれた手紙の中の文章を引用するんですね。 その文章を、聡史の息子である阿部さんが声にだして読むシーンがあります。 相変わらずきれいな声。 最近、NHK−FMでいろんな俳優さんが小説を朗読する番組があるんだけど、一度出演してほしいです。 『To Heart』でボクサーやってたときと同時期の撮影なのか、阿部さんがすごく痩せてるのが印象的。 奥様役の相田美和という女優さんは初めて見ました。 「この人(阿部さん)だってつらいんです!」と訴えるセリフがあるものの、ワンショットが1回もなくて気の毒でした。 それと、田島令子がキレイすぎ。 息子は「ずっと働きづめの母さんの手を見て、ラクさせてやりたいと思った」っていうんだけど、全然やつれても老けてもいないんだもん(笑)。 by ![]() |
『ソムリエ』(98年/フジテレビ) | |
原作 | 城アラキ、甲斐谷忍「ソムリエ」集英社オールマン連載 |
演出: | 星譲・村上正典 |
プロデュース: | 大平雄司、稲田秀樹 |
脚本 : | 田辺満、樫田正剛 |
企画 | 濱星彦 |
音楽 | 本間勇輔 |
共演: | 稲垣 吾郎、菅野 美穂、鈴木 杏樹、武田 鉄矢 小木茂光、甲本雅裕、青木伸輔、安村和之、原沙知絵 |
あらすじ |
ソムリエ佐竹(稲垣吾郎)が毎回あらゆる事件をすべてワインで解決してしまうコメディタッチに描かれるドラマです。(原作はマンガ)
ソムリエ口調で語る、利にかなった詐欺的にうまい能書(といっていいのか) 最初は認められない人物像だが、だんだん「こいつはすごい」ってことになっていくパターンです。 店のみんなからもけむたがれる状態だが、ドラマの中で調和していく。 |
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吾郎ちゃんのその態度、語りのシーンもぴったり。 「僕にふさわしい店ではない。いぃじょう!」と言い切ります。 カメラの位置、BGM、配役どれをとってもいいです。 吾郎ちゃんと菅野さんのかけあいもGood!です。 各シーンのまとまりとして武田鉄也さん、鈴木杏樹さんも盛り上げてくれます。 各回の脚本もありきたりではありますが、感動させてくれます。(私的に) 阿部ちゃんの登場シーンはドラマ史上一番多いのではないかと思います。 一瞬ではなく、表情も豊かに何秒間か続けて写るというちょっとないパターンです。 セカンドコックとしてキッチンのシーンではほとんど現われます。 阿部ちゃんがメインとなった回ではここまで出てもいいのか?くらいの出演状態です。 これを見逃した方は非常に残念ですが、VIDEO、DVDの出荷がされていません... by はんぐり |
日本総合悲劇協会 「ふくすけ」1998年 | |
作・演出: | 松尾スズキ |
出演 : |
綾田俊樹、片桐はいり、銀粉蝶、犬山犬子、美加理、阿部サダヲ、 |
あらすじ |
薬害のため大きな頭の奇形に生まれたふくすけ(阿部サダヲ)は10年間監禁されて育つ。 病院へ収容された後、見世物小屋へ売られスターになり、そして新興宗教の教祖へ…。 ふくすけを利用するコオロギ(松尾スズキ)と神憑かりになった盲目の妻サカエ(犬山犬子)。 歌舞伎町で風俗業界を牛耳るコズマ三姉妹(銀粉蝶/宍戸美和公/伊勢志摩)。 夫を捨てて上京した躁鬱症の主婦エスダマス(片桐はいり)。 妻を探して上京する吃音の夫エスダヒデイチ(綾田俊樹)とヒデイチを協力する風俗嬢のフタバ(美加里)。 それぞれの物語が複雑に絡み合い、やがて破滅へと向かって行く…。というお話。 |
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ふくすけ役のサダヲさん、ボコボコ大頭のカツラ着用、手足もうまくはきかないという役。 可哀想な自分を演出し同情を引くズル賢さ、世への復讐のような生への執着、狂気。 ふくすけが見世物小屋のお客さん達に、自身を語る場面(客席に向かって)での長台詞では、サダヲさんのキレさ加減に圧倒! その滑稽な姿からくる説得力、迫力が感じられました。 一変して教祖の時は、妖しいイントネーションでの語りと、虚空を見るすました表情が面白い。 サダヲさんのチャームポイントである目が、役のイメージとピッタリでゾクゾク。 これは残念ながらビデオでの鑑賞です。初めっからピー音ばっかり。(笑) ちなみに98年は再演。91年初演でのふくすけ役は温水洋一さんだそうです。 温水さんのも凄そう。これも観たかったな…。 by ![]() |
『ファンキー!〜宇宙は見える所までしかない』 | |
作・演出: | 松尾スズキ |
出演 : |
松尾スズキ、宮藤官九郎、池津祥子、伊勢志摩、山本密、顔田顔彦、 |
あらすじ |
松尾スズキ岸田戯曲賞受賞作品。 障害者と父親のタブーな性的関係。 周りの若者達の鬱屈した欲求、抱えるトラウマ。 善意に潜む偽善心とその裏の悪意。 ドラッグに溺れるTVディレクターの過去とトリップした現在。 他、深く繋がり絡み合う人間関係の中に哲学的な問いが混じり、 アナーキーな笑いを誘う。 |
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サダヲさんは伊勢志摩さんと漫才コンビ。 ヘンテコな衣装と髪型(メイクも)で笑わせてくれる。 いつものハジケめな演技で、存在感バッチリ。 途中でサダヲさんの生尻がチラリと見えたりしておトク?(笑) 内容はとにかく濃いです。ラストもなんだか切ないです。 見終わった後漠然とした何かを考えてしまいました。 by ![]() |
スズキビリーバーズ『マシーン日記』 | |
作・演出: | 松尾スズキ |
出演 : |
宝生舞、阿部サダヲ、松尾スズキ、片桐はいり |
あらすじ |
松尾氏が劇団外に執筆した「悪霊」と共に連続上演されたプロデュース公演もの。 女工を強姦した制裁に、プレハブ小屋で片足を鎖で繋がれ 生活するミチオ(阿部サダヲ) 女工と結婚する事で弟の罪を償いながらも、 ミチオらを監視続ける兄(松尾スズキ) 強姦、兄との結婚生活、過去に引きずられ臆病に暮らすサチコ(宝生舞) 10を3で割るような曖昧な事が許せず、自らを数字化し マシーン化していく女(片桐はいり) この4人が絡み合う愛憎模様。1996年が初演。 |
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怖いくらいキレキレでクレイジーでワイルドな色気のサダヲさん。 登場シーンでの表情にゾクゾク。相変わらずの声の迫力。 鎖に繋がれっぱなしで、歩く度にジャラジャラと音が。 それがなんとも言えず良かった(変) みんなそれぞれ狂っていて、時々ミチオがまともに見える時もあったり。 オズの魔法使いが上手い具合に絡んでて面白い。エンディングもグッド。 サダヲさんの歌もちらっと聴ける。 by ![]() |
雑誌 |
・DxD 写真集 ・デ・ビュー別冊「俳優デビューが近くなる本」にインタビュー ・TVぴあ エンタテインメントNEWSコーナー 「キラークイーン666」について宮藤と対談 ・Lowson Ticket #38 2001/5号 ・テレビガイド 2001 6/1号(5.26-6.1) ・演劇ぶっく 2001/10号 |
ラジオ |
NHK FM青春アドベンチャー「不思議屋博物館」 |