〜また、毛繕いしてね!〜

メイ、でもいつもメピって呼んでたね。

君が家にやって来たのは、2003年5月だったね。

だからMayって名前にしたけれど、いつのまにか呼ぶときには

「メピ」ってなっちゃった。

君は僕の憧れのサビ猫だったね。

どの猫とも喧嘩することも無く、ほんのちょっとだけお兄さんの

ブーとは一緒に寝てたりしたよね。

でも、一人で寝ているほうが好きだったね。

いつも一緒にトイレに入ってきては

抱き上げると、一生懸命僕の腕を毛繕いしてくれたよね。

ちょっと、舌が痛かったけど、嬉しかった。

テレビの前の座卓に上っては、画面の動くものを

まるで獲物を見るように追いかけていたよね。

濡れるのが嫌いな君は、いつも僕がお風呂に入るとき

風呂場の入り口でバスマットに乗って

洗面器に水を入れてもらうの待っていた。

洗面器を風呂の入り口に置くと、一生懸命水飲んでたね。

でも、風呂場には入らなかったよね。

決して君は自己主張は激しくなかったけど

君の存在は大きかったよ。

君の遺骨は思ったより大きく感じた。

いつも小さい感じだったけど、こんなに大きかったんだね。

今日、君の霊前に供えたカリカリを

ゴルがちょっと食べました。

ごめんね・・・・。