Photo: レポート作成者のゆきゑさんと開演前に記念撮影
(ファンクラブ 「石の会」の企画として会員からレポーターを募集しました)
昨年11月からスタートした月イチライブが今回でちょうど1年。
Y's Factory としては14回目でバンドスタイルでした。
そして待ちに待ったビデオ【Visualive vol,1】発売の日。
オープンしたばかり大阪・東心斎橋のライブハウス【KNAVE】。
開場とともに中に入るとバースペースがあり、その奥にライブスペースがありました。
高めの天井にファンが回っていて、ナカナカよい雰囲気。
天井は高くともステージはおよそ20〜30センチほど上がっているだけ。
観やすさ係数ハイスコア。
KNAVEでは、その日の出演者に合わせたオリジナルカクテルを作ってくれる。
山石さんの好きなものを組み合わせた特製カクテル【Y's Cocktail】。
ブランデーがベースでバナナテイストのきれいなグリーン。
バナナだけに甘めの仕上がりでアルコールの苦手な人でも飲めそうでした。
ステージ上には楽器がセッティングされ開演を待っていました。
鍵盤のRolandのロゴのところに黒い猫のシール。
バスドラには白い猫がいておなかに石の字が。田坂さんのキャラですね。
TAKAYUKI YAMAISHIとY's Factoryのマーク入りのリモートキーボード(ショルキーはYAMAHAの
商品名でKOGRだとリモートキーボードという)もある。
機材を納めるラックに置かれたステージドリンク【伊藤園 おーいお茶・緑茶】。
ベースの永井敏己さん、ドラムの田坂圭治郎さん、ギターの米川英之に続き、黒のサテン地に
大輪のバラを何本も散らせたシャツに黒のベスト、そしてスリムなラインの黒のパンツで本日の
主役・山石敬之さん登場。
『Good-bye,Iserina』アップテンポの曲でスタート。
『Out-Going』手拍子ににっこりする山石さん。
『MISTRESS』『とても子供だった』この曲のつながりは時間の経過を感じさせます。
歌い終わるとタオルで汗を拭いたりお茶を飲んだりする山石さんの姿が。
このころ早くも汗の蛇口が徐々に開きはじめた模様。
この日、山石さんは西から大阪にやってきて(客席ウケ)、駅のホームで東からくる3人を待って
いたというお話からMCスタート。
田坂さんは病み上がりとのご紹介に客席ザワッ。
今月初めから体調を崩され、
田坂「肺炎で8日間入院してました。エイトデイズ」客席かなりウケ。
「楽屋に点滴用意してあって看護婦さんがいてピンクの白衣」だとも言っていました。
そして山石さんの合図で石チャットで話題に上がった合言葉「田坂さ〜ん、やせましたねー」。
しかしながら見事にバラバラで、その後も何度かやり直すも田坂さんは聞き取れなかったようでした。
田坂「一時期やせたんだけど、退院後かえって肉付きがよくなった」
(・・・・木阿弥?)
米川さんは釣りが好きで、釣りに行くだけではなく水槽で泳いでる魚を観たり、ダイビングをしたり
もされているとか。
意外にもアウトドアなミュージシャン、そういえばとてもよく日焼けされています。
そしてちょっと無口。(・・・・ネタに困ってしまいます。)
ここでギターの米川さん・ドラムの田坂さんが休憩。
山石さんと永井さんの愛のトークバトルの火蓋が切られる。
先日永井さんが一週間連続でこのKNAVEでライブを行った話題から、「KNAVEの楽屋在住」と紹介され
る永井さん。
1.指が痛くてちぎれては生えて来る
2.初日のあと朝6時まで飲んだ
3.「リハ・本番・打ち上げ・寝る」が一週間繰り返されていた
などの話がおもしろおかしく展開されました。
デュオアルバムの話もあって、山石さんが「いろんなものと接続したい」「私、永井敏己のべースを
楽しむ会の会員だから」と言っていたのが印象的です。
『Stevie』『砂の城』ふたりの世界はこの2曲に詰まっておりました。
米川さんと田坂さんが再び登場。
去年の11月から毎回ライブで歌っているといって始まった『September Song』。
ラストの歌詞は祈りが込められています。
『Slow Night Play』『化身』。
ちょっと雰囲気の変わるこの曲の後、ドラムのスネアが破れ、交換の間トークで繋ぐ山石さん。
「ネイブはK忘れないでね 圭治郎のKですから」
「Y's Cocktailのんだ?」
「最近、また車の調子悪くて」
「最近、何してるんだっけ?脳みそのしわ伸びてきたな〜」
「私の脳の許容量のハードディスクは少なくて・・・バージョンアップしたい」
「私、山石敬之のファンだよ。自分のことは好きでいたいじゃない?」
音を確かめるためにドラムをたたく田坂さんにあわせて、「今のはスネアね」「今のがタム」などの
解説もあり、確認がすんだところでノリノリの曲が続きます。
『Trial Run』『又、雨が降り出した』『Visitorは御機嫌』『Artists』。
リモートキーボードも登場し、会場は一気に盛り上がります。
途中でベストを脱ぎ捨てて(裏地も派手だったことがこれでわかる)、山石さんもすごく楽しそう。
アンコールはビックリ!の客席からステージに登場。
渋谷でメルトダウンしたファン続出の【赤い蜘蛛の巣模様のスケシャツ・黒のボンテージ風パンツ】
のいでたちは、エロシチズム指数、測定不能。
『無邪気な関係』『Urban Spirits』。
汗の蛇口は破壊されたようであちこち飛び散っていました。
2回目のアンコールでは再度衣装を替え、ベージュ系のシャツを羽織ってじっくりと弾き語りで歌う
『処女航海』。
盛り上がったライブの余韻を感じながら、外へ出るとかなり肌寒い。
次の名古屋ライブではマフラーをしてこよう。
名古屋ではカバー曲もやるそうで、「ええ〜あの曲やっちゃうの?なんてのもあるよ」とのことで
した。
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