過去とーく・2001年6月
2001年6月のできごとをつらつらと書いてます。
数少ないですが……。



 編集のKさんからTELがあったのですヨ!
 うがーっ!
 急きょ、ナンバープレースを12問つくらんとならーんっ!
 期限は 7/3 まで!
 今日はバイトだから、実質 29、30、1、2、3! 猶予は5日!
 5日は120 時間! 7200分! 432000秒!
 こ、こりゃぁもぅ! 明日は部屋にカンヅメだー!

がんばれ! もるむ先生! 
(自分で先生言うな!) 


★ 2001. 6.28! Thu! 
 カンヅメ!
 おぉう!
 なにげに流行作家みたいだぞ!
 これで、ホテルにカンヅメならホンマに流行作家やん!
 これで、カネが入ってくりゃぁホンマに流行作家やん!
 入らんケドね!(泣) カネもホテルにも!

 あああ!
 “幾何学ナンプレ”だと、パソコンが使えんのよねー!
 しゃぁねぇ! ワープロ出してくっかー!
 (昔はナンプレはワープロでつくってました! 書いたり消したりがラクなのよねぇ〜!)

 ていうか、なんで語尾が全部「!」やねん!


 昨日、ポップンやってきました。
 んも〜いいかげんEXやりたいっ! ってなワケで、チャレンジモードで“高ポイント・チャレンジ”です!
 でも、長いです。
 いつの間にか筐体の設定が変わってます。
 いやはや、5回もノルマとの闘いデスカ!?
 こういうときは、3曲設定の方がウラヤマシイとか思ったりします(ゼイタクですな)
 オレは短距離の方がイイんだよー! オレは白筋肉が多いんだよぅ!(←関係ない)
 まぁ、でも、全曲選べるようになってたし、同じ曲を何度も選べるようにもなってたから、ラクといえばラクです。
 全曲“90000点以上+MAXコンボ300以上・ヒップロック”とかやれば、215ポイントになっちゃうし!
 飽きるけど。

 オレはぬる〜いポッパーだもんで、恐くて高ノルマにはなかなか手が出せないんです。
 無難に「80000点以上クリア」とか「BAD 20以下」とか、そんなんばっか。
 だもんで、5曲でもせいぜい180ポイントくらいが限界なのです。
 3曲設定で 125、4曲設定で 150 超えだと聞いたから、たぶん5曲設定では 175 超えればEXが出るだろうと推測すると……。
 うわっ! ノルマ落とせないやん!
 ということは、とりあえずでもノルマクリアだけは全力でやらなければなりません。
 必死は必至。

 で、その必死のかいがあってか、5曲合計で180ポイントいきました! バンザイ 175 超え!
 さすがにEXが出るだろうと、期待を秘めつつ画面を見入ると……
 !
初EX! 


★ 2001. 6.14. Thu. 
 EXだ!
 EXだ!
 EXだ!
 EXだ!(しつこい)
 苦節1カ月。念願のEXですヨ!
 ふふふ♪ はじめてですヨ。両黄を2回押して「EX」の文字出すの。
 実は初EX曲はすでに決めていました。さぁ、“超難ルパン”に挑戦です!

 結果。
 ゴールテープ手前で棄権でした。
 惜しかった!
 フロック勝ち、いけるかと思ったのに。

 んで、もぅ一回チャレンジモードをやりました。
 今度は181ポイント! 175ポイントを超えたから、またEXができ……るかと思ったらCGでした。
 あれ?
 “175 超え”という条件じゃないのかな。
 ということは、25の……
 !
 いや、チョット待て。
 180って、25nでも 25n+12 でもないやん !?
 なんで、EXが出たんだ?


弁護士パズル作家・E坂もるむ 


★ 2001. 6. 9. Sat. 
 そういや、パズルの話って全然してなかったですな。
 そんなワケで、今回はちょびっとパズ的な話。

 新書版のパズル本をつくるにあたって仕事の依頼が2つ来たんだけれど、そのうちのひとつは『憲法・法律用語スケルトン』。
 スケルトンとは、マス目がタテヨコにつながっていてまるで“骨組み”みたいになっているパズル面に、あらかじめ用意されている言葉を入れていってパズル面をすべて埋めて完成! というパズルのコトをいいます。
 スケルトン専門の雑誌もあるから、わからない方は本屋さんで一度見てみてくださいな☆
 いやぁもぅ、こういう“テーマもの”のパズルをつくるのはラクじゃぁないのです(あ、いや、どのパズルもつくるのはラクじゃないんだけれどね)
 「とりあえずこれを参考にしてくれ〜☆」と依頼側で用語のリストをある程度提示してくれりゃぁ「あぁ〜! そんなに親切にしていただいてアナタ方に足を向けて寝られません」と言いつつ足を向けて寝るんだけれど(なんだそれ)、それがない場合は自分で用語をコツコツ探していくのですよ。
 もぅ、ネットつなぎまくったさ! 昼間っから。
 TEL 代に泣きながら用語さがし。
   一語一語見つけては、メモメモ φ(_ _ )
   一語一語見つけては、メモメモ φ(_ _ )
   一語一語見つけては、メモメモ φ(_ _ )
   一語一語見つ(しつこい)
 こういう“テーマもの”の場合、オレ的に何が大変かというと「畑違い」。これがキツイ!
 スケルトンをつくる場合、オレにとって大事なのは“言葉自体”ではなくて“言葉内の文字”なんです。
 (たとえば、「著作権」じゃなくて「著」「作」「権」が大事)
 言葉をタテヨコに組めなくては話にならないので、多く使われる文字を含む言葉をさがしていかなきゃならない。
 (法律用語だと「法」「罪」「権」を含む言葉はけっこう多かったデス)
 でも、数学用語ならまだしも、オレは法律用語なんざ知るわきゃぁない! 畑違いだと見る言葉見る言葉が新しい!
 もちろん、そういう用語が頭になんぞ入ってるワケがない!
 だから、言葉をタテヨコに組むとしても、書きとめた用語一覧表をいちいち見なきゃいけない。
 なにげにメンドウよ !? これ。
 しかも、言葉をいっぱいさがしても「果たしてこれでスケルトンできるんかいな?」と不安になっちゃうし。
 まぁ、ヤケクソに言葉を組むだけなら屁でもないのだけれど、末端ながら「読者を少しでも悩ませるパズルにしたい!」というパズル作家としてのプライドっちゅうもんがあってイロイロ悩むんです。
 「あー言葉がない!」「あー言葉がつながらない!」は、たぶんパズル作家の口グセ !?

 一覧表をつくっても、一人の人間が調べられる量なんてものは限界があるんですよねぇ。
 なんだか、さがすのがメンドウになってもぅて。
 でも、用語さがしをしてる最中に、あることを思い出しましたよ。
 「あ、そういえば! アレなかったっけ?」
 本棚をゴソゴソあさる。
 ふふふ♪ ありましたよありました! ポケット六法!
 大学時代に一般教養科目で習ったんだっけ。法学。
 ポケット六法の索引を見てみると……うわー♪ 用語がいっぱーい♪
 んもぅ、パズル作家なのにポケット六法を片手に仕事ですよ! 気分だけなら弁護士ですよ!
 でも。
 やっぱり「畑違い」だと思わず口グセが。「あー言葉がない!」「あー言葉がつながらない!」
 ポケット六法を家来にしても、用語が限定されてると敵はなかなかに手強いです。桃太郎みたいにうまくはいかない。
 まぁ、それでも言葉を組む作業は苦じゃないし、鬼退治できたときの喜びは大きいからついつい言葉と格闘してしまいます。

 法律用語スケルトンを含め、依頼されたパズルはもぅ完成しています。
 仕事が終わって安堵でイッパイ♪
 いやぁ〜、仕事のあとの「ジョージア・オリジナル」はうまいっ!(いや、オレ酒飲まねぇし)



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管理人:E坂もるむ