1.2列から2ブロックへの claiming
図1-1、黄色タテ2列を見てみましょう。
候補数字7の場所を調べると、こういう状況でした。
- どちらの列も候補数字7は2つのブロック内部に存在する。
対象の候補数字は7です。
どの7も青色枠の2ブロックに入ってますね。
タテ2列の候補数字7を探したら、たまたま2つのブロックに全部入っていた。
そういう状況です。
この時、青色枠のブロックに対して結論が1つ生まれているんです。
その結論とは何でしょう?
- その2つのブロックにある候補数字7のうち、黄色タテ列上にない物を除去できる。
図1-2 だと、赤色3マスが該当します。
この3マスに数字7を入れられなくなるんです。
なぜでしょう?
それは、該当の2ブロックにおいて数字7は7のどこかに入らざるを得ないからです。
それを解説しましょう。
候補数字7をブロックごとに色分けしました。
黄色タテ2列に数字7は2個入るから、6マス77のうち2マスに数字7が入ることになりますね。
もちろん同じブロックに数字7を2個押し込むわけにはいかないから、結果、次の通りに入れるしかなくなります。
- 7のどれか1マスに数字7を入れる。
- 7のどれか1マスに数字7を入れる。
仲良く1個ずつ入れるしかない。
この事実がブロックに大きく響いてきます。
例えば、青色ブロック。
さっき「数字7は7のどこかに1個入る」と述べたのだから、それ以外の青色マスに7は入らなくなりました。
緑色ブロックも同様で、7以外はNGです。
というわけで、図1-4 のように候補数字7を除去できるんですね。
図1-2 の結論通りになりました😄
この後、3連続×印のおかげで★マスに7が確定します。
×印のチカラは大きいね!
2列にある候補数字nを探した時、それらはすべて2つのブロックの内部にあった。
この時がチャンスです!
そのブロックを見て、2列からはずれた候補数字nをすべて除去しちゃいましょう!
もう一例やってみましょう。
少し展開が進んだところです。
図1-5、今度は上端の黄色ヨコ2列を見てみます。
おぉ、候補数字3が2ブロックに分かれてますね!
- 赤色マスから候補数字3を除去できる。
どちらのブロックも、3のどこかに数字3が入る。
黄色ヨコ列からはずれた候補数字3を除去しましょう😊
2.3列から3ブロックへの claiming
前セクション1では、2列/2ブロック に対して機能しました。
もちろん、3列/3ブロック に対しても同じく機能します。
このセクションでは、3列/3ブロック のパターンを解説しましょう!
まずは 図2-1、黄色のヨコ3列を見てみましょう。
候補数字9の場所を調べたら、こういう状況でした。
- どのヨコ列も候補数字9は3つのブロック内部に存在する。
9で示した箇所です。
たしかに、青色枠の3ブロック内部にありますね!
この時、前セクションと同様に結論はこうなります。
- 3つのブロックにある候補数字9のうち、黄色ヨコ列上にない物を除去できる。
理由は前セクションと本質的に同じですが、ここでももう一度説明しましょう。
候補数字9をブロックごとに色分けします。
黄色3列に数字9は3個入るから、11マス999のうち3マスに数字9が入ることになりますね。
もちろん同じブロックに数字9を2個入れてはいけないから、次の通りに入れるしかありません。
- 9のどれか1マスに数字9を入れる。
- 9のどれか1マスに数字9を入れる。
- 9のどれか1マスに数字9を入れる。
ここでも仲良く1個ずつ😊
前図2-2 の結果は3つのブロックに影響します。
例えば、青色ブロック。
9のどこか1カ所に必ず数字9が入るのだから、9以外の青色マスから候補数字9を除去できる。
緑色ブロックも同様で、9以外の候補数字9を除去しましょう。
赤色ブロックは……消せるの1個もなかった😅
更新履歴
- 2024. 8.31.
- 新規公開。