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・テーマ「記憶」

「結局こうなるのですわね」
「自業自得。だがお前には迷惑をかける」
「いいえ、それが御意思であるなら、わたくし達は、一欠片の不安も、一辺の躊躇も、微塵の疑問も無く、答えを持ってまいります。さぁ、一言、ただの一言を仰って下さいまし」
「――ならば、終わらせろ。ただ」
 一息。
「終わりは、ハッピーエンドだ」
「諒承」
 風に血の匂いが混ざる。何もかも闇に沈んだ場所で、笑った気配だけが流れた。


 何も無い。自分は何も無い、昔も無ければ明日も無い。私には、記憶が無い。
 でも、このときだけは違う。
 私は唯一、これだけを体に刻み込むことが出来る。何も残らない私の中に、それだけは残るのだ。
 筋繊維の断絶する小気味のいい感触は、一瞬にして骨を断つ、硬くしかし脆い感触になる。
 飛び散った血も! 脂肪も! 内臓も! その匂いをあたりに飛び散らして私の記憶にその姿を焼き付ける。
 ああ――なんて、素晴らしい。
 空虚だった胸の辺りが、赤く粘性を帯びた液体に満たされていく気分。血と脂肪に滑る地面を踏みしめて、肉片と血煙に染まった空気を吸い込み、雲に隠れた月に唾を吐いてやろう。
 さぁ、私に見せてくれ。聞かせてくれ。仲間の血に滑り、胃の内容物を吐き散らし、その場で糞尿を垂れ流し、命乞いを聞かせてくれ!

 身の丈、一メートルとちょっと。まるで危険を覚えないその小さな影は、その体の数倍という巨大な剣を振り下ろした。
「退歩」
 漏れ聞こえたその声は、そのシルエットに似つかわしい可愛い声。が、その両手が握る剣は、余りにも凄惨だった。
 男は見上げる、視界全てを覆い尽くす黒い、そして赤い、死神の鎌を。
「ひっ……あぐ」
 一瞬鼻腔に届いた仲間の血、体液、胃液、その匂いを最後に彼の思考はついえた。
「既済」
 呟きに、剣はそのまま地面を抉らず寸前で停止。莫大な慣性力はそのまま風に伝わり、辺りを凪ぐ。二つになった男の死体が、左右に分かれ地面に倒れた。
「た、たしゅ……ひぃ」
 反対側からした声に、彼女は振り向く。もう一度、悲鳴があがった。
 一瞬薄らいだ雲から、差し込む月明かりに照らされたのは、小さな少女の姿だった。そして好物のお菓子がまだ残っていたというような、いたって無邪気な笑みを男に向ける。
 けれどその姿は血にまみれ、肉片にまみれ、余りにも凄絶だった。
「惹起」
 その言葉が何を意味するのか、男は理解できないまま四つんばいで逃げ出す。
「猛追」
 仲間の着ていた服が、手に絡まりバランスを崩し倒れこむ。必死で体を起こし、手に絡まった仲間の服を千切ろうとするが。王国親衛隊の制服の作りはしっかりとしており、簡単にはいかなかった。血溜まりの中央で、男は必死の形相で手に絡みついた服を毟る。
 光の無い、夜。暗い路地裏で、池のように広がった血溜まりの上、更に影が落ちた。
「旋伏」
 風を切る重たい音。男が最後に見上げた空は、黒くて、そして赤かった。そして、彼もそこで全てが途切れる。肉と骨を断つ音が一瞬、辺りに響いた。
「既済」
 少女は、剣を地面に突き立てると、血に煙った空気を肺いっぱいに吸い込んだ。体中が生き返るような感覚。その感覚に満足したように、少女はゆっくりを息を吐いた。
 と、その耳に他人の呼吸の音が聞こえた。それは呼吸というよりは、もう少し大きい物だ。深呼吸やため息の類。
 まだ、あったのか! 彼女の顔は、喜びに彩られる。一瞬にして、相手の場所を確認すると、そのまま飛び掛った。
「惹起」
 また、呟きが漏れ。そして、眼下に先ほどとは違う白い肌を見た。それは、王国親衛隊の制服ではなく、大人の肌の色でもなく、子供のそれだった。
 驚きはあったが、躊躇いはない。むしろ喜びに彼女は震える。
 大人の泣き叫ぶ、恐怖に引きつった顔もいいが、子供の泣き叫び、恐怖と疑問に彩られた顔もそそるのだ。
 だから、彼女は剣を振り上げた。そして、喜びと一緒に、
「退歩」
 振り下ろした。
 強大な質量が、まるで弾かれるように弧を描き、地面に座り込む子供に向かう。
 剣についた血だけがその軌跡を残して、空に尾を引いた。
「っ! 既済」
 そして、驚きに剣は止まった。少女と同じぐらいの年だろうか、少年は振り下ろされかかった剣を座りながら見上げている。
「……なぜ」
 少女の声に、少年は答えない。ただ、自分の背より何倍も大きい剣を見上げ、まるで――
 期待しているような、恍惚な笑みを浮かべていた。

 風が思い出したように雲を運び出した。
 薄かった月明かりは、雲が少なくなるに連れて夜の町を彩り始める。静かに、そして丁寧に。
 照らし出されたものたちは、自分の姿を、そして色を思い出していく。
 剣を眼前に、少年は期待の眼差しで仰ぎ見る。
 剣を止め、少女は納得の行かない表情を作る。
 風がゆっくりと、雲を凪いで行く。辺りが輪郭を思い出したかのように、浮き上がっていく。月明かりに照らされ、二人は夜に染まった街に描き出されていった。
「なぜ、泣かない」
 少女の呟きに、少年は反応しない。だが、一瞬唇が震えた。
「なぜ……」
 まるで空気が漏れるような小さい呟き。
「何で、僕だけ」
 少年の声が震えている。
「ねぇ、何で? ねぇぇぇ! 何で! 何で! 何で! 何で! 何で僕だけが死んでないんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 気が違ったような動きで、少年は剣へと顔を突きこんだ。
 突拍子の無い行動に、少女は驚き剣を引く。
「あ……ああああああ! どうしてだよぉ! 何で剣をひっこめるんだよぉぉぉぉ! 後少しじゃないか! ねえぇ?」
 剣を掴んだ手は余りにも力強く、彼女が振り払おうにも剣からその手は離れようとしない。それどころか次第に少年の首筋に剣は近付いてくる。
「惹起!」
 言葉に剣が反応し、爆発したように剣が上空へかち上がった。少年の手から剣が離れる。
「な、なんなんだお前……」
 何人も殺してきた。今だって、一個小隊を残らず殺したのだ。数にして二十から三十。今まで覚えている殺した数は、千を下らない。その全てが彼女の記憶で、そしてそれ以外に彼女には何も無い。
 だが、こんな手合いは初めてだった。
「殺してくれよぉ! なんで、なんで、な、ん、で、ぼ、く、だ、け」
 嫌な音が聞こえた。それは、少年が己の爪で顔を掻き毟る音だ。頭髪を引きちぎり、頬の皮に爪をつきたて、顔の肉を抉り出す音だった。
「なんなんだよ!」
 理解できない生物に、少女は剣ではなく蹴りを放つ。顔につきこまれていた手は外れ、少年は地面に伏す。
「殺してくれよぉぉぉ、何も無いんだ。何も無い。なんにもだ。なんにも。どこにいっても。なにをしても。何も残らないんだよぉぉぉ! 僕にはさぁ! 何も! のこらないんだよぉぉぉぉぉぉぉ!! 殺してくれよぉぉぉ! 死ぬときだけは僕のものだ、僕がのこるんだ!」
 泣いている。頭を抑え、まるで拷問を受けているようなそんな姿だった。
「何も……?」
 そして、少女の呟きに少年ははじめて反応した。
「何もだ。何にもだ、何にも残りはしない! どれだけ刻んでも、どれだけ探しても! 誰も僕の記憶に残らない! 何も! 誰も! 何もかも!! でも、無い事だけがわかるんだ! 僕の記憶はずっと! ずっと! 何も無いことだけを記憶してるんだ! 殺してくれ! それだけが、僕を残す方法なんだよぉぉぉお!」
 叫び、少年は立ち上がった。そして、少女は驚き後退る。
 なぜなら、その顔には既に傷が、あの爪で抉った傷がなかったのだ。どんどんと、加速度的に戻っていく肌を見ながら、少女は呟く。
「――お前も、同じなのか」
 少女は、まるで初めて人に会ったような、そんな顔をした。驚きと、期待と、不安と、恐怖が混ざったその表情を、少年は元通りになった顔で見上げた。少年もまた、少女と同じ顔をしている。
 見つけたのだ、彼女の顔は綻ぶ。
 出会えたのだ、少年の顔も綻んだ。
 ――殺しつづけられる相手が!
 ――殺しつづけてくれる相手が!
「お願いだ、僕を」
「わかってる」
「殺してくれ」
「殺してあげる」
 二人は、笑う。月明かりの元、二人の姿だけが其処にあった。はずだった、
「見つけましたわっ」
 その毅然とした声は、二人の上から降ってきた。
「まさか、二人ご一緒でしたとは。まったく、これ以上手を煩わせないでくださいませんこと? 一体貴方達のために何人死んだと思っておりますの……」
 二人の居る路地を、見下ろす屋根の上。月明かりに、銀色の髪が揺れている。おぼろげに彩られた女性の服は、王国式術近衛団の制服。そして、肩口からかけられている腕章は、団長を示す飾りだった。
「……」
 銀髪の式術師、式術近衛団最強を誇り、永遠にその座を譲らない血族。伝説に名を連ねるような物ではなく、今其処にある現存する最強。
 少女は、身構える。なんだかわからないが、危険だと体が叫んでいる。
「追っ手か」
 少女の疑問に、銀髪の式術師は胸をそらして笑う。
「オーホホホ、わたくし達は別に敵討ちでも、そして共同任務でもありませんわ。ただ、親衛隊のお馬鹿サンたちの作った貴方達を、回収しに来ただけですの。素直にしたがっていただければ、お二人共痛くはしませんわ。ですが、逃亡すれば――」
「殺してくれるのか!」
 少年が身を乗り出して、叫んだ。期待に満ちた表情に、銀髪の女性は鼻で笑う。
「お前は! 私が殺す。そして、あいつも、私が殺す!」
 少女が少年の前に立ちはだかるように剣を構えた。
 そういって、少女は振り返った。少女を見上げていた少年は嬉しそうに微笑むと、立ち上がった。少女も笑う。
「だから、他の誰にも殺させない」
 そして、少年に口付けた。
 血の味がする。舌を滑り込ませ、その血を飲むように啜る。
 少年は、抵抗しないどころか喜んで口を開いた。
 少女は笑う。目の前で笑った少女をみて、少年も笑う。そして彼女は、少年の――
 舌を噛み切った。
 夜空に、肉が千切れる音が響く。
「!」
 驚いたのは、屋上にいた銀髪の式術師だけ。二人は、そんなこと当然だというようにゆっくりと口を離し、少女は噛み千切った少年の舌を吐き出す。水っぽい音が響いた。
 少年は、口の中に溢れる血に溺れ、恍惚の表情で少女を見上げながら崩れ落ちていった。
「記憶削除に伴う、嗜好倒錯の傾向……。全く、倒錯どころの騒ぎでは在りませんわ、遺産技術による身体調整の弊害とか言ってましたが。良く、こんな酷いことを……。三百年。まるで、ススキさんの……」
「惹起」
 呟きと同時、まるで生き物のように剣が、銀髪の式術師に向かって飛ぶ。
「式術!」
 驚きに、反応が鈍る。だが、それでも無理やりに体を捻り剣から身をかわした。
 一瞬引きつるような感覚がきて、自慢の銀髪が切られたことを彼女は知る。
「旋伏」
 銀髪の式術師を飛び越した少女は、そのまま着地と同時、剣を振る。巨大な質量が風を切る音がした。反応という言葉すら許さないタイミングで、剣は銀弧を描く。
 が、銀髪の式術師は一瞬微笑むと腕輪に手を触れた。綺麗な音と同時、
『既済・連堰の銀鼠』
 構成を練り上げる。灰色の光。いや銀色の光は、初めからそこにあったかのように彼女の足元に陣を展開する。その色は、唯一彼女の血族のみが使う色。どんな物にも届かず、いかなる物も拒絶する。銀色の光。
 剣が到達した瞬間、音も無く剣は停止した。まるで初めから其処に佇んでいたかのように。
「!」
「単圧縮術なんて、いまどき師団ですら使い手が居ないのに……、本当に三百年前の忘れ形見なのですわね。親衛隊が手放したがらなかったのも、頷けますわ。ま、その所為であんな結果になったわけですが」
 そういって彼女は、屋根の上から血溜まりを見下ろす。
「……」
 少女は剣を動かそうとするが、一向に剣は動こうとしない。まるで入れた力がその場から消え行くように、切っ先は銀髪の女性の首のすぐ傍、銀色の光に包まれたままだ。
「諦めなさい、力の差がわからないほど愚かでもないでしょう」
 そういって、銀髪の式術師は一歩踏み出す。少女は、初めて恐怖をしった。いや、記憶が無いので彼女にとって初めてかどうかわからない。だが、体中の細胞が震えているのは間違いない。それも、恐怖にだ。
「抵抗するなら、覚悟なさいまし。その存在、原子、分子までバラして差し上げますわ」
 そういって、女性は腕輪に手をかけた。
 澄んだ音が響いた。光を帯びた腕輪が回る。恐怖に強ばっていた体を、少女は無理やりに力を入れかまえる。張り付いたような関節が、悲鳴をあげたがそれを無視。空間に固定されている剣を捨て、素手に。目の前で女性が笑っていた。
「残念、外れですわ」
 そういって、銀髪は屋根から飛び降りた。
 下には、あの少年がいる。気が付けば、追いかけるように少女は走り出していた。屋根の切れ端に到達したときには、銀髪の女性はもう地面に着地し手を振りかざしている。
 少年は、空から降ってきた銀髪の女性を見上げている。
 逃げるそぶりは無い、それは当然だ、彼は死にたがり。例えそうでなくても、あれから逃げられるわけが無い。
 なぜ自分は必死なのか、少女は一瞬疑問に思う。
 同じ境遇だからだろうか、それともなにかもっと違う――
 あの少年は、自分の獲物だからに違いない。そうだ、そうに決まっている。自分が殺すのだ、永遠の時をただひたすらに!
「やめろおおおおおお!」
 着地と同時、血溜まりに滑る地面を蹴り、少女は前に飛ぶ。
「貫流っ」
 拳を握る。単圧縮をかけられた式術が、一瞬にして複合化、展開を開始。光も無く、溜めも集中も無く、全ては一瞬。あるのは結果のみ。
 握った拳が、引っ張られるように突き進む。全てを貫き、全てを排除する力の一線が銀髪に届く。
 同時、何もかもの力は全て無かったことにされた。
 届いたはずの拳は、銀髪の女性の目の前で停止している。静かに、風すらも起こらない、まるで初めからそこに在ったかのように。
「あらあら、やきもちですの? 安心してくださいまし、わたくしショタは愛でる物と決めておりますから」
 そういって、また笑った。
 少女は、突き出した拳を固定されたまま、女を睨んだ。
「お二人に、選ばして差し上げますわ。今此処でわたくしに殺されるか、それとも」
 強い風が吹く。大きな月が空に浮かんでいる。照らされた銀髪は、圧倒的な存在感で揺れた。
「――その体を治すか。選びなさい」


 親衛隊がひた隠しにしていた、実験体。それは戦争のおり、食べ物に困った親が子供を売った結果であり、人を人と思わない顛末であり、分不相応の技術を知った結末だった。
 結局、伝説とされる式術師のような超長寿と、式術との親和性を手に入れることは出来ず、変わりに出来たのは一日しか記憶をもてない子供が二人。
 しかも一人は、式術との親和性が零の、色無しだった。
 治す方法は、彼女等がそうなったときからわかっていた。だが、彼女等を作る方法は、もう無かった。それだけの理由で、今の今まで彼女等はこうして道具のような扱いを受けていた。
 親衛隊のほんの少し残った罪への呵責と、うずたかく山のように積もったプライドの狭間で永遠の時間を、ただの一日を繰り返すためだけに閉じ込められたのだ。
 過ぎた技術は、そのほんの小さひずみですべて崩れ去った。親衛隊の大半を死に至らしめ、二人は同時に、しかし別々の場所から逃走した。街を血煙に染まらせ、数多の命と引き換えに。
 一つだけ、僥倖だったことがある。
 体を戻した際、彼女達の記憶は完全に消えたことだ。あの、血みどろで腐臭に満ちた世界のことを、忘れることが出来たのは、本当に偶然としか言い様が無い。体は超長寿ではなくなった、だが変わりに一人の人間として生きていける。
 二人を預かる。彼女がそういったとき、近衛団の団員たちは、暴挙に出ようとした団長を必死で止めようとした。中には、今すぐ処分するべきだなどと言う、極論まで出た。
 だが彼女は一向に、己の意思を曲げようとはしなかった。それは、彼女の主の意思であり、そして彼女自身が信じた結果だったから。
 記憶は、これから作りつづければいい。後ろを付いて来る子供二人をみて、銀髪の女性は軽く笑みを浮かべる。
「さぁ、これから此処が貴方達のお家ですわ」
 少女らの目の前には、豪邸がある。それを背に、銀髪の女性が越しに手を当て笑った。
「……」
「あら、お気に召しませんの? これでも、この国ではそれなりに大きな屋敷ですのよ。さ、遠慮は無しですわ」
 そういって、女性は二人の後ろに回りこむと肩を押して屋敷の門をくぐらせる。
 と、玄関と門の無駄に長い道を、一人の少女が走ってくるのが見えた。後ろの女性と同じ、綺麗な銀髪が揺れている。
「お母様! お帰りなさい!」
 元気いっぱいといった声に、女性は笑いながら顔を上げる。
「ただいま、フィリフェラ。走っては危ないですわ」
 挨拶を返しながら、女性は目の前の二人の子供の肩を叩く。
「さ、挨拶なさいまし。シュンラン、フウラン」
「シュンラン?」
「フウラン?」
 二人の子供が、不思議そうに顔を上げる。
「貴方達の名前ですわ。そして最初に刻まれる記憶ですわ」
 首を振る二人を見下ろし女性は、さぁ挨拶をしなさい、と促す。
 二人の前には、銀髪の少女が笑顔で立っていた。
「お帰りなさい、シュンラン、フウラン」
「……ただいま」
「ただいま」
 朝日に彩られた青空に、風が吹く。もう、その風に血の匂いは混ざっていなかった。
 
 朝日に煙る地平線の向こう、ゆっくりと歯車は回っている。










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