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著者略歴 京極夏彦
昭和38年、北海道生まれ

書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
姑獲鳥の夏 京極夏彦 講談社ノベルズ 一九九四年九月五日 1998年10月1日
あらすじ
推薦・綾辻行人、法月綸太郎、竹本健治
感想
こんなとてつもない作品が、何の前触れもなく届いたら編集者もびっくりするよなあ。(当時、1000枚級の作品を募集している文学賞がなかったため、講談社に原稿を持ち込んだ)。
京極夏彦と同時代に、同じ言語圏に生まれたことを天空におわす神に感謝します、ホントに。リアルタイムで京極作品が読める幸せを噛み締めながら生きていこうと思います。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
魍魎の匣 京極夏彦 講談社ノベルズ 一九九五年一月五日 1998年10月1日
あらすじ
推薦・山口雅也
感想
「魍魎の匣」は、出版されたバージョンの他に、ラストが違うもう一つのバージョンがあったらしいです。しかも出版されたものよりずっとダークなラストだったらしいのです。うーん、そのラストも読んでみたい・・・(ファイルを「消去」してしまったのでもう残っていないそうな)
ま、ノベルズ版の爽やかなラスト好きだし、見ないほうがいいのかもしれない。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
狂骨の夢 京極夏彦 講談社ノベルズ 一九九五年五月八日 1998年10月1日
あらすじ
推薦・水木しげる
感想
今回の舞台は逗子。事件自体にきっちりと犯人の意図を感じるのがいいですね。あと伊佐間一成が出ずっぱりですし(好きなんですよ〜あの間が。釣り堀がある町田のすぐ近くに杉森が住んでることもあるし)


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
鉄鼠の檻 京極夏彦 講談社ノベルズ 一九九六年一月五日 1998年10月1日
あらすじ
推薦・鮎川哲也
感想
実は京極本を読んだのは本書が最初だったりします。だからというわけではないけど、妖怪シリーズの中では一番印象に残ってるし一番好きな作品です。
テーマは禅。箱根を舞台におなじみの面々が暴れまわります。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
絡新婦の理 京極夏彦 講談社ノベルズ 一九九六年一一月五日 1998年10月1日
あらすじ
推薦・明石散人
感想
総ページ数829ページ、本の厚さは4.6cm!この頃から、発売直後は、電車の中でこんなぶ厚い本を読んでる人を多数見かけるようになる、おそるべし、京極夏彦。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
嗤う伊右衛門 京極夏彦中央公論社 一九九七年六月二十日 1998年10月18日
あらすじ
四谷怪談の京極アレンジバージョン。泉鏡花賞受賞。
感想
直木賞取ってほしかったけど・・・・次の機会に・・・
実は本家四谷怪談を読んだ事がないので比較はできないのですが。
京極夏彦の小説はよく「時代設定は古くても人物設定は現代的」といわれますが本当にそうでしょうか?侍みんながみんな、お家や忠義のために盲目的になっていたとも思えないんですけど・・・・。言葉を借りれば、岩のような”現代的”な考えを持っていた人もいたのではないでしょうか。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
塗仏の宴 宴の支度 京極夏彦 講談社ノベルズ 一九九八年三月三十日 1998年10月1日
あらすじ
 昭和二十八年春。小説家、関口巽の許に奇怪な取材依頼が齎された。伊豆山中の集落が住人ごと忽然と消え失せたのだという。調査に赴いた関口に郷土史家を名乗る和装の男が嘯く。「世の中には不思議でないものなどないのです」
 男が現出させたこの世ならざる怪異。関口は異空間へと誘われるのか?六つの妖怪の物語で、「宴」の「支度」は整い、その結末は「始末」で明らかとなる。
感想
中編集。
関口君、壊れてます。
六つも妖怪が出てくるので、ちょっと妖怪に関する講釈が長いかな・・・・・。友達に「京極面白いから読んでみて」といわれて、最新作だからとこの作品から読むとちょっとつらいかも。姑獲鳥(うぶめ)の夏から読みましょうね。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
塗仏の宴 宴の始末 京極夏彦 講談社ノベルズ 一九九八年九月二十日 1998年10月1日
あらすじ
昭和二十八年、裸女を殺害して、木に吊るすという事件が蓮台寺温泉で発生。その犯人として逮捕されたのは、当時世間を騒がせた猟期犯罪にことごとく関係者として連なっている作家、関口巽だった。関口は言う。「多分僕がやった。僕が木に吊るして逃げるところを自分で見ていたのだから」とまどう捜査陣。事態を混乱させるがごとく、街に溢れる奇怪なる宗教集団。「宴」の始末はいよいよ本書にて明らかになる!
感想
ようや〜く出た京極最新長編。首を長〜〜く(実際に長くしたわけではありません、あくまで比喩表現です)して待ったわりには1日で徹夜して読んでしましました。先が気になって、読み終わらなければ寝てはいけないような気がした。
とにかく面白かったです。「全て京極堂の手のひらの上かよ〜」と思わないわけでもないんだけど、そこはミステリーではなく壮大な叙事詩だと思えば・・・・・。その分今度は榎木津がメフィストで活躍してくれるみたいだし。まーた次回作が出るまで気もそぞろ、ですね。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
文庫版 姑獲鳥の夏 京極夏彦 講談社文庫 一九九八年九月十五日 1998年11月12日
あらすじ

感想
久しぶりに読みました。最近の京極作品に比べると内容がシンプルで、それはそれで良かったです。
メイントリックのみが語られがちな作品だけれども、関口の青春小説という側面もあると思う。かなり屈折してますけどね。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
百鬼夜行‐陰 京極夏彦 講談社文庫 一九九九年七月十五日 1999年7月15日
あらすじ

感想
この作品集で初登場したキャラクターは長編にも出てくるのでしょうか・・・・・・。鈴木敬太郎や棚橋祐介のその後が非常に気になります。

ああ、もう京極夏彦が書いた文章ならなんでも読みたい。誰か京極夏彦をネット世界に引き込んでくれないかなあ。ウェブ日記書いてくれないかなあ。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
巷説百物語 京極夏彦 角川書店 一九九九年八月三十一日 1999年9月18日
あらすじ
小股潜りの又市、山猫廻しのおぎん、 考物の百介、事触れの治平の現れるところ、大仕掛け、あり。
感想
99年12月、WOWWOWで映像化されるそうです。
最後の一編、「帷子辻」に出て来る九相詩絵巻が、この本の裏表紙に載ってます、まだ見ていない方は、見てみるがよろしかろう。

いつか、鬼平の後、水曜午後8時(フジ系)でドラマ化されたら、いいな・・・・・。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
百器徒然袋 -雨- 京極夏彦講談社ノベルズ 一九九九年十一月十日 1999年11月25日
あらすじ
救いようの無い八方塞がりの状況も、国際的な無理難題も、判断不能な怪現象も、全てを完全粉砕 する男。ご存知、探偵・榎木津礼二郎!
感想
榎木津が縦横無尽に暴れ回る中篇集。
[釜鳴]
榎木津が仕切らなかったらもっと厭な事件になっていそうである。やるせないラストシーンがかなり 好みの話である。
[瓶長]
大量の瓶があったら、最後は粉砕されるものと相場が決まっているのです。
[山嵐]
舞台の町田町(現・町田市)は、実は隣町なので、あのあたりのことかななどと想像しながら読んだ。
榎木津が解決した(らしい)白樺湖畔の事件やら大磯の事件はいつ発表されるのでしょうか。次の メフィストかな?