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著者略歴 倉阪鬼一郎
1960年三重県上野市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院日本文学専攻中退。87年短編集「地底の鰐、天上の蛇」でデビュー。第2短編集「怪奇十三夜」を経て、97年「百鬼憚の夜」で再デビュー。翻訳書に「カリブ諸島の手がかり」等がある。

書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
怪奇十三夜 倉阪鬼一郎 幻想文学出版会 一九九二年四月一日 1999年3月26日
あらすじ
第2短編集。
感想
「鬼祭」のバカバカしさがお気に入りです。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
百鬼譚の夜 倉阪鬼一郎 出版芸術社 一九九七年七月二十五日 1998年10月28日
あらすじ
短編集。「赤い額縁」に出てくるゴーストハンターと黒川が登場している。
感想
インターネットの本屋さんで注文したら、1週間で届きました。便利便利。

「超自然現象がない怪奇小説は怪奇小説ではない」という、著者の持論が、うすぼんやりと理解できました。色々因果関係を説明されるより、なにも説明がなくただ現象だけが語られるほうがずーっと恐い。
第2話の「底無し沼」が好きです。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
妖かし語り 倉阪鬼一郎 出版芸術社 一九九八年七月二十日 1998年10月21日
あらすじ
短編集
感想
私、ミステリ以外あんまり小説って読んだことなくて、ホラーも最近読み始めたばかりだからどう評価していいかわかんないけど、ホラーの浮遊感がちょっと楽しくなってきた今日この頃。

この本装丁で思いっきり損してますね・・・・・。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
赤い額縁 倉阪鬼一郎 幻冬舎 一九九八年十月十五日 1998年10月19日
あらすじ
次々と翻訳家が失踪する。古本屋が訳もなく売り渋る。読み進めるものみな得体の知れない恐怖におののく。それが洋古書「THE RED FRAME−THE MOST HORRIBLE TALE IN THE WORLD−」だった。
感想
読み終わりました。
ふたりの探偵が出てくるのですが、なんと吸血鬼なのです(かなり序盤に明かされるのでネタばれではないでしょう)。吸血鬼といっても不死なだけで普段は普通の生活をしている。しかも吸血鬼の秘密結社まである。でも秘密結社というより互助会のようなほのぼのとしたものなのですが(ここらへんは神麻嗣子のチョーモンインに似てるかな。オウム事件を経験した今、秘密結社はもはや笑われる存在でしかないのである。秘密結社にとっては難儀な時代ではある)。この二人の探偵の会話がのほほんとしててよいのさ。
杉森は最近海外ミステリーにも手を出し始めたので、翻訳の裏話とかがわかって楽しかったさ。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
田舎の事件 倉阪鬼一郎 幻冬舎 一九九九年八月十日 1999年7月26日
あらすじ

感想
本人もWEB日記に書いてたけど、読後感が推薦文を書いた有栖川有栖の短編によく似てる。
私の一番のお気に入りは、第13話「梅の小枝が」、です。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
緑の幻影倉阪鬼一郎出版芸術社 一九九九年九月十日 1999年11月26日
あらすじ

感想
クトゥール神話、というホラーのジャンルがあるらしくて、本作はクトゥール物、だそうである。 私はクトゥールというもの自体を知らなくて(なにやらドロドロしたものが神だったりとか)ほかの クトゥールものと比較が出来ないのですが、いつもの倉阪節でスラスラ読める。

それにしても、「田舎の事件」と本を並べて見るとえらい違いである。横浜の佐々木とオリックスの星野、 舞の海と小錦、ブラッドピッドの笑顔と軽部真一アナの冷たい目くらいのえらい差である。


書名 作者 出版社 第一刷発行日 読了日
白い館の惨劇倉阪鬼一郎幻冬舎 二〇〇〇年一月十五日 2000年1月15日
あらすじ
記憶を無くした名探偵が行きついた場所は白い、白い白い館。そこで繰り返される惨劇。
感想
「赤い額縁」と、構造は同じだけどがらっと変わった印象を受けた。
文章が2段組で、フォントの字体とポイント数が違うので、そう感じたのかもしれない。