暁星山岳部のあゆみ 年代
●ルート
8月5日 上野出発−小諸−大河原峠−双子池
8月6日 −亀甲池−横岳−雨池峠−白駒池
8月7日 −クロユリ平
8月8日 −東天狗岳−根石岳−夏沢峠−硫黄岳−美濃戸口−茅野−新宿
●1970年 吉野興一(部報より転載)
8月5日 大河原峠までバスで行き、そこから歩いたのだが大河原峠から双子池までは、約一時間で一回の休みもとらなかった。着いてから少し休み、直ぐ食事係、テント係の二手に分けて仕事を始めた。3時になって、全部の仕事が終わり、3時21分、食事を始めた。後片付けを大急ぎでやってテントの中を整理して6時半消灯、少し窮屈だったが良く眠れたらしい。
8月6日 起床1時。伊藤さんの、昔最新式の目覚ましで起きた。みんなよく働いたので食事は早くできた。2時10分食事を終えてまたすぐ働き出した。テントをたたみ、食器の後片付けを済ましてパッキング。出発は3時20分。横岳へ直登する予定だったが、道に迷ってしまい、大休止をして道を探し出すまでガムを噛んでいた。4時40分頃、道を見つけ亀甲池着は5時7分、予定より1時間遅れてしまった。横岳着7時55分、そこで昼食をとった。雨池峠まで約2時間、何もないが2〜3回小休止をとった。白駒池には3時5分着。テント張りが1時間以上かかったのは、この長距離を歩いた為であろう。休んだ時間を入れて12時間、入れないで9時間半くらいだ。この日は、あまり夜楽しくなかった。
8月7日 4時45分起床、ベルが鳴らずに2時間ほど損をした。この日は3時間ほどしか歩かず全然バテなかった。そのためコンパが終わっても、散歩などができた。消灯は7時15分。
8月8日 一番辛く、一番長かったのがこの日で、休みも入れて9時間ほど歩いた。だが、下りが殆どなので時間は少なくてすんだ。沢の水を見るのは久しぶりなので、沢に出たところで小休止をした。(硫黄岳、天狗岳等は省く)美濃口でコーラを飲んだがとても美味かった。帰りの電車内は大変暑く、僕は洗面所に荷物等を置き、その上に乗って寝ていた。新宿に7時45分に着き、別行動をとって帰った。
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