暁星山岳部のあゆみ 年代
●ルート
7月20日 飯田橋―氷川山荘 21日 ―七ツ石小屋 22日 停滞 23日 ―雲取小屋 24日 ―将監小屋 25日 ―雁坂小屋 26日 ―甲武信小屋 27日 甲武信岳―十文字峠―戦場ヶ原 28日 帰京
●山行後記 2001年1月29日 中村眞吾
1952年の徳沢合宿記と同じ経緯で1953年の奥秩父主脈縦走についても山行後記を書くよう依頼された。この山行のCL竹平君の詳しい記録を読み返してなんとか一文をまとめようと試みたが、やはり50年前のことごく断片的なことを除いてどんな山行だったのかその全体像はまるでおもい浮かばない。1953年度 中村泰徳、佐藤徹両氏は3年で夏山参加はできず、2年の竹平君と私、それに山行経験の殆どない1年生会員5名、OBの吉村氏に指導していただきこの山行がおこなわれた。夏山合宿をどこにするかいろいろ意見があったが、前年が徳沢でのキャンプだったので今年は縦走をしよう。みんなの実力から考えて奥秩父に落ち着いた。当初は雲取から金峰までの計画だったが、21日 三木君が体調不良で同行断念、22日 鴨沢まで送り届けるというハップニングがあったりして予定通り行動できず、甲武信から先を断念して十文字峠経由下山した。テント二張を持参しながら実際に使用したのは戦場ヶ原だけ、後は全部小屋どまりとなった。適当な幕営地がなかったことがその理由だが計画の段階でなぜそれがわからなかったのか、今になるとどうしても理解できない。はじめからテントを持たず荷を軽くすれば金峰まで行けただろうと思うと一寸悔いが残る山行だった。
CL
SL





OB
竹平稔夫
中村眞吾
佐々木侃爾
矢野邦夫
高井康郎
伊藤登
三木毅
吉村惇

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