89年式 328GTS  エンジンオーバーホール


  今回はこのエンジンのO/Hです
試走の時に少し気になるところがありまして
原因は推測してますが、
それが正解か不正解か、、、

ちなみに過去すべて不正解でした(^^;;;;
  手が入っている部分とそうでない部分
いままでどういうメンテをされて来たか
ほんとにそれぞれですね
   D車のフルノーマル
大事に乗られていたようです
  左後のブレーキホースですが
ポッコリ膨らんでいました 危ないとこでした
  補記類外しの画は省略

エンジンが降りました

すぐにはバラさず各部のチェックを致します
 
   
   
  漏れ、汚れはだいたい決まった場所ですね
そうでないと穴が空いている事になりますから。 
   鋳造のバリが引っかかっていました
  ケース内は結構きれいなほうです 
   一度ケースを割っているようです 
 原因は何だったのか気になります
   
 
   きれいなライナーでした
   並行して腐れたパーツの制作も

 新聞に書いてある数値は、、、
   掘りたてのキノコではありません 
 しかしみごとな傘です
    ひたすら、、、
   黙々と、、、
   掃除します
   
   
 だいぶきれいになってきました  エンジンマウントは前後でヘタリ度が違ってきます

  たまにナットが緩みボルトの頭が
デフケースをこする事があります

 
  剥離剤でブヨブヨに 
   けっこう叩かれていますね

   ブラスト完了
  耐熱シルバー塗装 
  赤縮緬塗装 
  焼き終わり
ロゴの磨きだし
 
 
きれいになると嬉しくなりますね
ワクワクしてしまいます
  純正ガイドは約4〜5万キロで
ガタが出て来るようです 

これも交換します


排気側のガタ動画 wmv



  キャリパーはO/H  
   今回は足回りも作業しますので全バラです
  どう組み合わさっていたのか忘れました(^^;
  ブッシュは交換して
 アームの色塗り
  ビルなのでエナペタルさんにO/Hをお願いして
その間にピロを制作  
 
  アングルトルクレンチ
ふっふっふ、、ついに仕入れました 

振り幅が少ない場合、レンチをかけ直しても
角度の合算をしてくれ、終了後のトルクも表示してくれます


こりゃ〜 使い倒したいですね
エンジンO/Hキャンペーンでもしますか、、、


フルO/Hでなくても要点だけ決めてしまえば
かなり調子の良いエンジンになるでしょう

ヘッドだけでもいいんです
要はトルクレンチを使いたいだけ、、、ですね(^^;
  新作ガスケが出来上がり次第
一気に組み立てます


*お知らせ*
この新作ガスケとは、328の泣き所であるカムシールからの
オイル漏れを最少にする部品です、、、たぶん
(^^;
 



dxfのデータを作ったりで手間がかかり
ちょっと間があきましたが、、、



  出来上がりました 
けっこう良い感じです


純正に比べるも無く精度が高く強度もありますので
Oリングをしっかりホールドしてくれます
   
  
ほぼ出来上がったエンジン

あとはベルトを張ります


どう見てもEUのエンジンですね(謎)

   エンジンが載りました
 
 あとは補機類を取り付けていきます
   
 
 
   出来上がりです