MAGiC TOUCH - MAGiCTalk#01
*Story 01 ”ぽち”と”あんど” (Feb7,2001)
 現在のあんどの音楽作成環境は、以下の通りです。
  ・シーケンサ X68000 + POCHI-Driver
  ・音源 Roland SC88VL(押し入れには、Roland CM64)
  ・ヘッドフォン
 以上。

 10年前から比べると、音源が新しくなったくらいで、ほかはぜんぜん変わってないですな。そういうことで、いまだにX68kは現役で使っています。やはり、MML (MusicMacroLangage) から抜けきれずに、Macintosh への音楽環境の移行に挫折したのが大きいです。もともとMacintosh(VX)は、音楽製作をするために買ったのですが、師匠(Y田@調布市氏)から、PhotoShopや3Dのソフトなどで「まっきんとっしゅってすごいんや〜」な調教を受け、結果音楽を捨て(笑い)、3D方面などに転んだ次第であります。と、いうか、あの当時あんどの周りでもMacを使って音楽 をしていた人はほとんどいなかったために、あまりはまらなかったのも事実。

 使用しているPOCHI-Driverですが、もともとはNAGDRVから派生したサウンドドライバです。NAGDRVのときには、ほとんどが作者である永田英哉氏の必要な機能をメインにコマンドが実装されたのですが、POCHI-Driverでは、NAGDRVのシェイプアップとあんどのわがままな意見がかなりを占めています。NAGDRVで使いづらかった機能や、MMLを打ち込むときに楽になるような機能など、いろいろとわがままを言って、機能拡張をしていただきました。そのため、あんどにとって、切っても切れない、手になじんだ音楽ドライバとなっています。

 Story00でもかきましたが、セガ・メガドライブで発売されたサージングオーラというゲームの音楽では、このPOCHI-DRIVERで楽譜からMMLに落としこみ、それを自作のコンバータをつかって、セガのSoundDriver(Z80)形式に変換を行いました。最初はメインプログラマの方が、コンバータを書いていたのですが、そのうちそのコンバータだけではうまく動かなかったこともあり、コンバータを自分で書きなおしました。
 しかし、きっといまだにPOCHI-Driverを使いつづけている人間って、あんどくらいでしょうなぁ(笑い)。

 POCHI-Drvier自体も、じつは永田氏が製作に飽きた(こらこら)後は、Masy.さんが後をついで開発されていました。このときも、いろいろとコマンドを追加していただいたりと、お世話になりました。
 だれか、WindowsかMacintoshに、POCHI-Driver移植してくれませんかね?ほんに、おねがいしますよ(自分でやれって)。
 
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