レコードとは本来、文字通りRecord、つまり音楽的には「録音されたもの」という意味だから、
カセットだろうとCDだろうと構わないはずであるが、
人々の頭のなかではLPレコード、あの30Bある黒い円盤と結びついているようである。
「レコードじゃないわよ、CDよ」と叱られてしまったりしてしまう。
 そもそも「LPレコード」という名前からして、これは
「Long Play レコード」つまり「長時間再生レコード」という意味だ。
 それが登場するまでは3分程度しか再生できなかった。
それにくらべて「長時間ですよ」というアピールだったのだが、
「LP」がとれて「レコード」が固有名詞になってしまったわけだ。
 「じゃあ、あの黒い円盤のことは何と呼べば良いの?」と言われると困ってしまうのだが、
とにかくいろんな形をした「商品としての録音」
(インターネットを通じて配信する、という動きもにわかに現実味を帯びている今日この頃では、形すら無くなりつつある。)
をまとめて呼ぶ名詞が無いと不便だ。
 というわけで、僕は「レコード」という言葉をそう言う意味で使っています。