エジソンが蓄音器を発明して以来、音楽家の作品とは録音物そのものになり、
楽譜の作品としての意義は薄れる一方ですが、
こと生演奏の場においてはまだまだ重要なアイテムである五線譜の記譜法を
ポピュラー音楽の現実に即して、誰にでもわかりやすく解説してみたい、と思うのです。
それとともに、様々な記号のあり方を皆に問うてみたい、とでも申しましょうか。
専門の勉強をしたことが無いので、とか、音大時代は楽典や理論の勉強が大の苦手だった、とか、
とにかく「楽譜は難しくて理解できない。」と頭から拒否反応を示す人がポピュラー音楽関係にはたくさんいます。
中には「一所懸命勉強してみたけれど、やっぱり難しい」という人もいます。
そういう人たち全てのために、と書き始めました。
が、初めは丁寧に説明しようと力む余り、かえって訳が分からなくなっており、
その反動で最近は説明不足だけどまあいいか、とやや投げやりであります。
もし、わからないことがあれば、どんなばかばかしい質問でも結構ですから
どしどしお問い合わせ下さい(ただし具体的にね)。
それら色を反映させて、もっともっとわかりやすくしていきたいのです。
出来たもの(下線と色が付く)から載せていきます。
五線
音の高さ
音の階段(音程序論)
音部記号
音名と臨時記号
音符および休符
リズムおよび拍子記号
小節線
反復記号
強弱記号
奏法記号
速度記号
音階
調号
音程
コードネーム
この講座全体を通じて「(音の)幅」という場合、「(音の)高さの差」を意味する。「長さ(時間)」の意味では使わない。
この講座には、以下の書籍が直接あるいは間接に反映されています。なお、いずれの本も現在入手することは難しいでしょう。
「和声法とその応用-総合音楽講座4」財団法人ヤマハ音楽振興会
「キーボード氈E」国立音楽大学:ソルフェージュ・理論委員会
「音楽-理論と実習氈`「」国立音楽大学:ソルフェージュ・理論委員会
「和声の原理、その総合的なしくみと応用-総合音楽講座9」財団法人ヤマハ音楽振興会
以上の本を用いて、著(編)者の竹内 剛氏に直接教授をうけたことは、僕自身の血肉となっています。
「写譜のしかたとテクニック」阿部英雄著:リズムエコーズ発行
手書きで楽譜を書くのは、楽譜を覚えるための良い勉強です。写譜ペンを使って楽譜を書くための参考書としては唯一。たとえペンを使って書かずとも、参考になることの多い本です。
「若松正司の音楽セミナー:コードの仕組み」音楽之友社
コードについて、この本ほど理解しやすい本は無い。すばらしい。「コードの使い方」という続編も出た。
「ポピュラー音楽理論」泉 光二著:株式会社ATN発行
ポピュラーに的を絞った楽典は山のように出ているがどれも似たり寄ったり。その点、この本は理解させることにかなり気を配っており読者に優しい。僕は、強弱記号について「不思議なことに、そして不便なことに『普通の大きさで』という記号はありません。」と解説しているのに感動してしまった。
なお、冒頭に載せておりました「何故楽譜は難しいか」の一文は、かえって混乱なさる方がいらっしゃるようなので削除しました。
どうしてもお読みになりたい方はココをクリックして下さい。あくまでも吉田 幸生の一見解です。